里村優子さんは富山県出身の、丸の内で働くOLである。丸の内でOLというオシャレな暮らしにあこがれていたのだが、オシャレな同僚とオシャレな街でオシャレなランチを食べるといういかにも丸の内のOLらしい暮らしが実は不満。オシャレなランチは、とにかく量が少ないのだ。実は里村さんはがっつり食べたい派。とてもそんな量の少ないオシャレなランチではがまんできないのである。
給料日前も金欠なので、とてもお店で食べるような余裕はない。そこで、里村さんがやったのは自炊すること。自炊なら、安いお金でがっつり食べられるのだ。それも同僚の目がないところで。
本書は里村さんの作る14の料理とゆいとめいという双子の姉妹のつくる昼ご飯を描いた2つのおまけ漫画。里村さんの飼い猫の太郎丸を描いた書き下ろし漫画から構成されている。
里村さんの作る料理で興味が湧いたのは「コロッケ丼」。コロッケを使った丼であり、どこか市川さんの別作品「どんぶり委員長」を連想させる。実は里村さんには千葉に嫁いだ姉がおり、甥っ子を預かることになったのだが、その時つくったのがコロッケ丼である。姉はコロッケ大好きなのだが、料理は大の苦手。妹の方は中高と未来の花嫁修業ということで料理クラブに入っており、料理は得意。彼女たちの母親が、コロッケ大好きな姉と、コロッケに飽きた妹のために考えた料理らしい。これなら手軽に食べられるので機会があれば作ってみようか。
最近主流の美少女が出てくるような漫画ではないが、里村さん、なんか好感度が高いキャラなんだよなあ。
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