裏ネタ日本史 (宝島社文庫) | |
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宝島社 |
・日本史の裏を探る会
本書は、教科書には絶対書かれないような歴史の裏話を集めたものだ。タイトルの「裏」という言葉からまず連想するのは、裏本、裏ビデオ、裏DVDといった下ネタがらみか。というわけかどうかは知らないが、本書も「裏ネタ」と銘打つだけあって、下ネタがかなり含まれている。
例をあげると、紫式部=レズ説や大奥で大人のオモチャが重宝されていたこと。そして、新撰組でホモ行為が流行っていたことなど。
ちょっとしたトリビア的なものから、異説、伝説のようなものまで幅広く収録してあるのが本書の特徴だろう。出てくるネタは、必ずしも定説になっているというわけではなく、こんな説もあるというような話も多い。
気になるテーマがあればさらに詳しく調べてみるとおもしろいだろう。果たして新設か単なる伝説か。もしかすると自由研究などのネタになるものが出てくるかもしれない。
☆☆☆
※本記事は書評専門の拙ブログ「風竜胆の書評」に掲載したものです。