主人公は蒲山ユキと言う大学生。会社員の隆くんという彼氏持ち。隆くんは釣り好き。彼氏が釣りに行くのだが、「ユキには無理だろう」といって連れて行ってくれないので、「釣りくらい私だって」と一人で釣り船に乗ったのだが、なかなか釣れない。その船の中で知り合った釣りに詳しいお姉さん(内海さんというらしい。青くんと言う釣り好きの高校生の弟がいる。)。彼女のことを「カバちゃん」と呼ぶ。実はこの呼び方は、ユキちゃんはあまり好きではないのだが、お姉さんは全く気にしていない。
それでも最後にキスの大物を釣り上げ、内海さんからもキスを沢山もらい、隆くんといっしょに色々なキス料理を食べる。そうユキちゃんは食いしん坊の料理上手なのだ。ついでにビールも大好き。これをきっかけに色々な魚などが登場する。
実は隆君の名字は小澤と言い、内海さんの会社の後輩なのだが、この1,2巻では、まだそのことはバレていない。(別に秘密にしているわけではないのだがすれ違いが続いている)
この作品の内容を一言で表せば、釣り初心者のユキちゃんがどんどん釣りに嵌っていく物語だろう。このユキちゃんがとっても可愛らしいのだ。特に美味しいものを食べて、幸せそうな顔を見せるとき。こんな彼女といっしょに同じ趣味を持てるんだったら楽しいだろうと思う。
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