これは、加茂井さんという女子と須藤くんという男子の物語。隣の席の加茂井さんのスカートは短い。ちょっとしたことで見えてしまう。おまけに加茂井さんは男子との距離感は独特で、わざとパンツを見せているのではないかと思うくらいである。雨に濡れ、服が透けて、下着が見えても、全然気にしない。でも須藤くんはドキドキ(笑)そして授業中は寝ているかスマホをいじっている。
そして須藤くんは漫画を描くのがうまい。加茂井さんも漫画をよく読んでいるので(ただし父親世代の作品限定)、これがきっかけで、加茂井さんと話すようになった。絵がうまい子は、教科書に人物像が出てくれば、変顔にしてしまうのはお約束。教科書を忘れた加茂井さんに、正岡子規を変顔にした教科書を見せることになった。加茂井さんは教科書を読むように当てられたのだが、笑ってしまって読むことができない。確かに、あれは噴き出してしまう。耐性がないと、回復するのに時間がかかるだろう。
でも、二人は中学二年生だ。さすがに中学二年生のパンツをみて喜ぶようなことはないと思われるが、もしかすると男の子も同学年だったらそうなのかな。でも自分が中二のころを振り返ると、男の子も女の子もみんな子供子供していたと思うが、やはり時代だろうか?高校生という設定だったら、男子は思春期真っ盛り。女子のパンツが見えて喜んでも、そう違和感はないので、どうしてそのようにしなかったんだろう。
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