文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

龍谷大学 (京のぶらぶら歩き4)

2012-04-05 06:00:00 | 旅行:京都府




西本願寺に隣接して、「龍谷大学」の大宮キャンパスがある。本部は伏見の深草キャンパスにあり、滋賀県の瀬田にも、理工学部などのある瀬田キャンパスがある。元々は、西本願寺が1639年に設けた「学寮」をルーツとしていることもあり、坊さんを養成する大学だというのが一般的な認識だったと思う。私たちが学生の頃は、まだ理工系の学部はなかったが、いつの間にか理工学部を設置し総合大学に変貌している。




 京都には、大きな寺が設置している大学が多く、他に東本願寺系の「大谷大学」、知恩院系の「仏教大学」に「京都華頂大学」、妙心寺系の「花園大学」などがあるが、仏教系の大学で理工系の学部を設置しているところは珍しいだろう。


○関連ブログ記事
本願寺伝道院 (京のぶらぶら歩き3)


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黄斑円孔2

2012-04-03 07:06:42 | その他

 昔は、黄斑円孔の治療法はなかったらしいが、現在では手術によって孔を塞ぐことが可能になっている。90%以上は、一度の手術で孔が塞がるらしい。その手術とは、網膜をけん引している硝子体の一部を除去し、そこにガスを封入すると言うもの。ガスの圧力で、円孔部を押さえつけ、孔を塞ぐ訳である。

 眼の中を手術する訳であるから、あまり気持ちの良いものではない。手術までは不安があったが、始まってしまうと思ったよりは楽で、麻酔で感覚が無くなっているため、痛みも殆どない。時間も1時間弱だった。ただ、目の中で、術具が何かやっているシルエットが見えて、なんだか不思議な感覚だ。また、この手術の場合は、術後に高確率で発生する白内障予防のため、水晶体を取り換える白内障手術も同時に行うことが多いようだ。

 むしろ辛いのは手術後だ。目の方は特に痛まなかったが、ガスで円孔部を押さえておくために、常に下向きの生活を余儀なくされる。このあたりは、網膜はく離の手術後と同じである。寝る時もうつぶせ寝。専用の枕に胸当てと、うつぶせ寝グッズはあるのだが、あまり役に立たない。首や腰が痛くなるので、肩こり用の塗り薬はかかせない。上向きができないのでテレビは観られない。ラジオもいい加減飽きてくる。あまりに退屈なので、3日目位から、下を向いがまま本を読んでいたが、片目なので、あまり負担がかからないように気をつけながら、恐る恐ると言った感じだ。

 このうつ伏せもしくは下向き生活は8日間続いた。うつ伏せではどうしても眠りが浅いので、しょっちゅう目が覚めてしまう。おまけに、隣の患者の鼾がすごくて眠れない。寝不足と退屈の日々であった。

 眼の中にはガスが入っているのだが、最初は視野全体に渡って大きな黒い丸のような物が見え、その向こうがうっすらと透けて見える、ガスが抜けていくにつれて、だんだんと黒い丸が小さくなってくる。これが、退院する前前日あたりになると、中心の比較的大きな黒い丸の周りに、小さな黒い丸がいくつもくっついて、うっとうしいことこの上ない。黒い丸が完全に消えたのは手術後11日目、退院の翌日である。

 もう一つかなわなかったのが、手術後一定期間は、歯磨き、シャワーや洗髪などができないということ。これも、なかなかに辛いものである。

 現在は、手術により、とりあえず孔は塞がったというところだ。ゆがみは、手術前よりだいぶましにはなったものの、まだ残っている。ここから徐々に回復してくっらしいが、どこまで回復するかは個人差があるらしい。しばらくは定期的に検査に通わなければならないが、このまま回復に向かって欲しいものだ。


○関連過去記事
黄斑円孔1


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黄斑円孔1

2012-04-01 06:00:00 | その他


 つい先日まで、思いがけない病気で手術、入院するはめになった。左眼の「黄斑円孔」というあまり聞きなれない目の病気だ。目の網膜の中心部に、視神経の集まった黄斑という部分がある。中心視力に関して最も重要な部分だが、ここにピンホールのような孔が空いてしまうというものだ。

 この部分は、正常な場合は、少し凹んだようになっている。一方眼球内には、硝子体というゼリー状のものが詰まっている。これが加齢によって収縮していくのだが、このとき、運が悪いと、その牽引力で、そこにピンホールのような孔が空いてしまう。黄斑円孔の一番の特徴は、物がゆがんで見えることだ。それも、真中のあたりがすぼんだように見えるという特異な見え方になる。

 ごくまれに、自然に孔が塞がることもあるらしいが、放っておくと穴が広がってますます物がゆがんで見えたり、場合によっては網膜剥離につながることもあるらしい。

 人間の体とは良くしたもので、2つ備わっているものは、片方に不調があっても、もう片方ががんばってくれることが多い。目の場合も、片目の調子が悪くても、健全な方が補正してくれるため、両目で見ていればほとんど違和感がないので、なかなか気が付き難い。私の場合も気が付いたのは、犬の散歩をしていて、たまたま目がかゆかったかなにかで右目をつむった際に、遠くの看板の文字がゆがんで見えたからだ。

 もともと近視に乱視の気味があるので、度が進んだのかと思ったが、左目で本を読んでみても、字が変形して、ほとんど読めない。ネットで調べてみると、黄斑部というところに異常がある可能性が高い。これはいかんということで、C病院の眼科を受診すると、「黄斑円孔」ということで手術をすることになってしまった。

 実は、去年の12月に人間ドックを受けて、その時は特に異常を感じていなかった。異常に気が付いたのは1月だったので、正に寝耳に水の出来事である。皆さんも、時々は片目をつむって、異常はないかのチェックをすることをお勧めしたい。何か異常を感じたら、すぐに眼科を受診する事である。


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