文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

旧美祢市中心部

2023-08-13 14:59:27 | 旅行:山口県

 昨日は高校の同期会があったので、合併前の旧美祢市の中心街まで出た。上の写真は厚狭川。美祢市と山陽小野田市を流れる二級河川だ。しかし、厚東川による河川争奪が始まっているらしいので、今は別の河川だが、未来では、厚東川になってしまうのではないかと思われる。

 美祢市は化石の街である。石炭層や石灰岩ではよく化石が見つかる。下の写真は、美祢市化石館に展示してあるナウマンゾウの骨格標本。レプリカなのがちょっと残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

転生したらスライムだった件1

2023-08-12 21:34:07 | 書評:小説(SF/ファンタジー)

 

 「転スラ」の名であまりにも有名な本作品。異世界転生ものの名作の一つと言ってもいいだろう。

 主人公は三上悟という37歳大手ゼネコン社員。ちなみに童貞らしい。彼は、通り魔から後輩をかばって命を落とすのだが、気が付くと、彼は1匹のスライムとして異世界に生まれ変わっていた。しかし、彼を待っていたのは、とても最弱の魔物のスライムとは思えないような波乱万丈の人生(魔物生?)。

 そのスライムは、転生した洞窟で勇者に封印されていた暴風竜ヴェルドラと友達になり、リムルと名付けられる。そして、ヴェルドラを崇拝するゴブリンたち、ゴブリンの村を襲っていた牙狼族 を支配下におき、ドワーフの職人たちを仲間にした。そして、魔王レオンにより焼夷弾による空襲の火の海から召喚されてきた同郷のシズ(井沢静江:爆炎の支配者の支配者という二つ名持ち。レオンにより火の精霊イフリートを憑依させられ、大火傷の状態から命が助かるが、ややもすればイフリートに体を乗っ取られそうになる。)の最後の願いにより、彼女を捕食する。

 リムルは捕食により、その生物に擬態することができるので、シズを捕食したことでシズの面影を持った人化ができるようになった。その姿は可憐で中性的だが、股間はつるんとしているらしい。生殖の必要も排泄の必要もないからのようだ。でもこの姿を手に入れたことにより、人気に拍車がかかったんだろうと思う。さすがにスライムのままでは、ここまで人気が出ることはなかっただろう。さて、元人間のスライムは、異世界でどんなことを仕出かすのだろう。

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国電力旧役員全員提訴は無茶

2023-08-11 09:52:03 | オピニオン

 例のカルテル事件で、当時の役員19人に対し株主が訴訟を起こす方針を固めたという。しかし、これはいささか無茶であると思う。もちろん、株主は基本的にその会社のオーナーである。オーナーから委託を受けた役員が法令違反により会社に損害を与えた場合に訴訟を起こすのは当然のことだ。私も株主の一人であるのでその気持ちはよく分かる。

 しかし、全員というのは少しやりすぎだと思う。確かに役員は建前としては経営全般に対して責任を持つことになっている。しかし、一応は業務分掌というものがあり、これに基づいて実際の業務は行われているのだ。取締役会などで議論されたり、報告があったならまだしも、業務分掌外のものは本人に話が行かず、まったく知らないという可能性がある。例えば、技術関係の役員などには全く話がいっていない可能性があるだろう。まさに「寝耳に水」。役員全員がカルテルの話を知っていたならともかく、さすがにまったく知らない人にまで責任を取らせようとするのはどうだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みこすり半劇場1~3

2023-08-10 10:25:51 | 書評:その他

 

 

 

 最近はどうか知らないが、昔は、早い(←何が?)ことを俗にみこすり半といった。要するに、みこすり半でイってしまう(←どこへ?)という訳である。まあ、半こすりや無こすりでイクよりはずっといいと思うのだが。これはそんなことをタイトルにするだけあって、下ネタのオンパレード。

 基本的には4コマの連続なのだが、ほぼすべてと言っていいほど下ネタである(たまに違うのもあるが)。調べてみると全部で20巻もあるらしい。20巻分も下ネタを考えるのも大変だと思うので、この量だけでも感心する。読んでみると、どろどろとした話は見受けられず、思わずニヤリとすることは請け合いだ。そう、エロいというより笑えると言った方がいいのだ。

 話によっては、噴き出すかもしれない。まあ壺に入るところは人それぞれなのでなんとも言えないのだが。主に男性向けと考えられるが、女性でも下ネタに対して許容度の高い人は楽しめると思う。

 今年は異常気象で、早い時期から暑い日が続いている。そういうときこそ、こういったものを読んで暑さを吹き飛ばしたいものだと思う。絵柄も、シリアスなものではないので、余計笑いを誘っている気がする。ただ、出てくる女の子は結構可愛い。下ネタ要員なのに(笑)。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツイッターのアカウントが凍結された

2023-08-09 16:23:25 | オピニオン

 ツイッターのアカウントが凍結された。なんでも、私のツイートが暴力的な発言を禁止するルールに触れるらしい。私としては、まったく暴力的な発言をした覚えがないので、異議申し立てをしたのだが、ルールに触れているので撤回できないとの返事。それでは暴力的発言とはどんなものかと更に詳細を見ると、ひとつとして当てはまるものがない。その旨2回目の異議申し立てに記したのだが、頑なに1回目と全く同じ返事。もうあほらしいし、不愉快なので退会しようと思ったが、退会の仕方が分からない。退会の仕方を教えてくれるように3回目の異議申し立てに書いたのだが、1,2回目とまったく同じ返事。要するに、異議申し立ての内容を全く読んでいないのだ。自力でアカウントの削除にたどり着いて、いざ削除しようとしたら、アカウントを凍結されているのでこの操作はできないというメッセージ。どないしろというのや。

ここでは色々な問題が垣間見える。

1.慎重な審査をしてルール違反だと判断したとツイッター画面に出てくるが、とてもそうだと思えないこと。

2. 一応異議申し立て制度の形だけつくっているが、とても読んでいるとは思えないこと。

3. 入退会の自由がユーザーにはあるはずなのに、アカウントを凍結しているという理由で退会できないこと。

4. どこがどういうふうにルール違反なのか全く具体的な説明がなく、単にルール違反だと繰り返していること。それもまったく同じ文面で。

(追伸)先ほど4回目の返答が来たが、こちらは退会するにはどうしたらと聞いているのに、機械的に「規約に違反しているからアカウントの凍結は解除されない」とまったく同じ文面で帰ってきた。つまり異議申し立てを読んでいないということだ。こちらは、別にアカウントを凍結されてもいたくもかゆくもないが、不愉快なので早く退会したいだけで、別の凍結解除を求めているわけではないのだが。多分日本語ネイティブがサポートチームにいないんだろうと思い、日本語だけでなく、英語でも早く退会させるように書いて、5回目の異議申し立てをした。さてどうなることか。

(追追伸) 先ほど5回目の回答が来たが、やはりコピペ(もしくは同じ文面の自動送信)の「規約に違反しているのでアカウントの凍結は解除されない」という回答が来た。せっかく英語でも書いたのに、要するに読んでいないということだろう(これは今回の異議申し立てではっきりした)。 誰もアカウントの凍結を解除してくれなんて言っていない。こちらは早く退会させてくれと言っているだけなのに。もう放っておこう。どうでもいいや。異議申し立てする時間がもったいないし、あそこはそんなところだと思っていればいいことだし。

(追々々伸)

 一応8回目のメールを送ったが、やはりいつもと同じ、「規約に違反しているのでアカウントの凍結は解除されない」という一字一句これまでとは変わらない自動返信らしきものが返ってきた。こちらは早く退会したいし、凍結解除を求めている訳ではないので、人が読んでいない(少なくとも日本語の理解できる者が読んでいない)ことは明らかなのだが、問題なのは、他から問い合わせようとしても、試したところは全部この「異議申し立て」なるところに飛ぶ。そして、その異議申し立てを読んでないなら何のための問い合わせなのか。参考までに問い合わせの文章を掲載しておこう。

(***以下 私の送った問い合わせ ***)

何度も退会したい旨伝えていますが、いつも読んでないことが丸わかりの「サポートチームは違反が行われたと判断したため、決定は撤回されません。」というメールが送られてきます。私としては、別に凍結を解除したいわけではありません。不快な場所にいつまでも留まりたくないので早くアカウントを消して欲しいのですが。(自分ではできないので)(これにツイッターからの回答メールを貼り付け)

これが、決定の解除を求めているように読めるなら、日本語の読解力に難ありと判断するしかない。また、誰も人間が読んでないのなら、ものすごく不誠実な対応だと思う。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーンテッド・キャンパス

2023-08-08 10:10:31 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)

 

 このシリーズは、これまで21巻ほど発行され、映画化やコミカライズも行われているという人気作品だ。これはその1巻目にあたる作品。ヒロインは灘こよみという、整いすぎるほどの容姿の美少女。あえて難点を挙げれば、目が悪いためいつも眉間にしわが寄っているというところだろうか。このシリーズの売り上げには、表紙イラストのこよみの可愛らしさもかなり寄与しているように思える。ただし、さすがにイラストのこよみには眉間のしわは描かれてはいないのだが。

 この物語は、彼女の高校時代の先輩に当たる八神森司とこよみとのラブコメを縦糸に、心霊オカルト事件を横糸にして織りなされる心霊オカルトラブコメとでも呼べば良いのだろうか。舞台は、名前からしていかにも北国らしい雪越大学。この大学、モデルは作者の出身地にある新潟大学だろうか。シリーズの中で、医歯学系のキャンパスが分かれているような設定だったことからもそれが伺える。

 1浪したために、大学ではこよみと同級生になった森司(ただしこよみは高校時代からの習慣で、相変わらず八神先輩と呼んでいる)は、こよみが所属しているオカルト研究会(通称オカ研)に入ることになる。このオカ研に、学生たちがオカルティックな話を持ち込んできて、これをオカ研のみんなが解決していくというエピソードを積み重ねながら、森司とこよみが次第にいい関係になっていくというのが基本的な内容だ。

 傍から見ていると、こよみは明らかに森司に好意を持っているのだが、草食系で自分に自信のない森司は、頑なまでに自分の片思いだと思い込んでいる。このちぐはぐさが作品の面白さのひとつでもある。

 オカ研部員には霊を祓う力はない。ただ「視える」だけなのだ。おまけに、オカ研のメンバー5名中、「視える人」は、森司ともうひとり黒沼泉水の二人だけ。それではどうやって霊の起こした事件を解決できるのか。彼らは霊の話を聞いて、霊がこの世にひっかかっている原因を解決していくのである。

 この第1巻に収録されている5つのエピソードをざっと紹介しよう。①引っ越しても、引っ越しても壁に若い女の顔が浮かんでくるという男子学生の話、②繰り返し同じ夢を見るという男子学生の話、③女子学生二人が住み始めた格安のヤバい物件で起きる怪奇現象の話、④自分と同じ容姿の人間を見るという男子学生の話、⑤中学生の妹が、友人自殺以来引きこもりになっているという話といったようなものだ。いずれも、人間の「思い」や「妄念」の哀しさ、怖さを描き出しているような話だ。なかには、怖いのは霊ではなく人間だというようなものも見受けられる。

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスティ・ハイテンション 3

2023-08-05 19:42:56 | 書評:その他

 

 あのシャーロック・ホームズの姪にして(母親がホームズの妹)にして将来の公爵令嬢で現在伯爵令嬢(父親が公爵家の跡取りだが、今の爵位は伯爵のため)かつビクトリア女王の孫(父親が女王の最後の子)という設定のクリスティが、持ち前の頭脳を活かして、事件に挑むというもの。

 もちろん、伯父がシャーロック・ホームズということもあり、ドイルのシャーロック・ホームズの話がモチーフになっている。この3巻でモチーフになっているのは「バスカヴィル家の犬」。ホームズものの4つの長編のうちのひとつだ。

 内容はこうだ。デヴォンシャーのダートムアにあるバスカヴィル家には、忌まわしい伝説があった。17世紀中期の当主だった粗野なヒューゴ・バスカヴィルが地主の娘を手込めにしようとして、悪魔が放したという大きな黒い犬に食い殺された。そして時代は下り、前の当主で評判のいいチャールズ・バスカヴィルが不信な死を遂げる。彼は従男爵(准男爵とも準男爵とも言う)その相続人であるヘンリー・バスカヴィルの周りで起きる不信な出来事。果たして、魔犬による呪いなのか?

 この事件を見事に解決するのがホームズとクリスティという訳だが、このクリスティ、ホームズもびっくりするくらい頭が切れるのに、ものすごい美幼女なのだ。そう幼女なのである。メイドのノーラに言わせれば8年もすれば9割方の男を悩殺できるらしい。ちなみに、後の1割は老人と赤ん坊だ。

 一つだけ違和感があるのは、従男爵を爵位と書いているが、あれは爵位ではなく称号。世襲ではあるが、貴族としては扱われず身分は平民のままである。貴族としての最下位の資格は男爵位なのである。

☆☆☆☆

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖女の魔力は万能です 1

2023-08-03 10:49:19 | 書評:その他

 

 これも異世界ものの一つだ。BSの深夜枠でも放映されている。主人公の小鳥遊聖(セイ)は、休みの日にも働くのが普通の会社(名称や業種は不明だがたぶんブラック企業)に勤めていたが、聖女召喚により、異世界の王宮に転移した。そのとき、一緒に呼ばれたのが、御園愛良(アイラ)という少女。そこにいた第一王子は、なぜかセイの事は目に入らず、アイラばかりを気に掛ける。まるで、セイがそこにいないかのように。

 そう、この手のやつは、大体王子(王太子の場合が多い)というのはアホだという設定が多いが、この作品でもやはりそうである。そもそも勝手に呼んどいて、あの態度はないだろうと思うのだが、王子ということで甘やかされて育ったのだろう。それか、若い方が好みだったりして。

 最初は、第一王子の態度に怒り心頭だったセイで、直ぐにでも王宮を出るような勢いだったのだが、なんとか引き留められる。第一王子以外はいい人ばかりだったので、薬用植物研究所で働くことになり、次第にこの世界になじんでいく。

 でも、セイこそが真の聖女だったので、聖女としての力を発揮していく。例えば作ったポーションの効力が5割増しだったり、サラマンダーにやられた第三騎士団長のアルベルト・ホークを自分の作ったポーションで助けたり、彼女の作った料理に、身体能力が向上するという謎の効果があったり。

 セイは、案外この世界があっているようだ。近眼も治って、眼鏡が不要となり、血色も良くなる。そしてホーク騎士団長はイケメンで何かとセイのことを気に掛ける。これは惚れたな。果たして、彼氏いない歴=年齢の喪女を自称するセイに、異世界で春はくるのか(笑)。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イジらないで、長瀞さん(8)

2023-08-01 11:37:00 | 書評:その他

 

 草食系男子・八王子直人(センパイ)のことが大好きなのについイジってしまう(幼稚園児か?)肉食系女子・長瀞早瀬(長瀞さん)のラブコメ8巻目。

 足を痛めたセンパイだが、校内マラソン大会で、センパイを背負って走ろうとする長瀞さん。いやあ青春だねえ。このころにはいわゆる長瀞フレンズたちも、大分二人のことを応援しているようだ。いくら肉食系女子で高い身体能力を誇る長瀞さんも小柄な女の子。さすがにセンパイを背負うと脚はガクガク。

 そこに長瀞フレンズの救いの手が入る。なんと騎馬戦のような馬となって、センパイを乗せて走り出すのだ。もちろんこれは失格判定になってしまう。そりゃ校内マラソン大会の趣旨から大分離れているから当然といえば当然。

 ところで、長身グラマー美女の美術部長だが、なんとバニースタイルで走る。どうもこのマラソン大会はコスプレOKのようだ。そんな学校あるかいと思うのだが、それだったら騎馬戦スタイルもOKにしろよ。

 もうひとつの大きな出来事は長瀞さんの姉(センパイは姉瀞と呼んでいる)が登場する事だろう。風邪で学校を休んでいる長瀞さんに長瀞フレンズからプリントを渡すように頼まれたので長瀞さんの家に行ったセンパイだが、危うく姉瀞に不審者として通報されそうになる。

 誤解がとけて長瀞さんの家にあがるセンパイだが、そこに寝起きの長瀞さんが出てくる。髪はボサボサでアホ毛が立っている。パジャマも大分着崩れており、普段学校で見る長瀞さんと大分印象が違うがこれはこれで可愛い。

 さてさて、二人は素直になって、普通の彼氏彼女の関係になれるのか?

☆☆☆☆

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする