チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

システムキッチン

2016年06月21日 | 家の改築

晴れ、28度、81%

 私の実家の古い日本家屋を改築して、終の住処にしようと言ってくれたのは主人です。私は家は潰して土地も売るつもりでいました。主人の実家の家も私たちの物です。そんなに土地や家は要りません。さて、改築が始まると、どういう間取りにするか、何処を残すかなど一切私の意見は聞き入れられませんでした。おかげで出来上がった家には押し入れがありません。そんな中たった一つ台所のシステムキッチンだけは私に選ばせてくれました。

 実家の改築は予定以上に長引きました。おかげで福岡市の殆どのシステムキッチンのショールームに幾度も足を運ぶことが出来ました。分厚いパンフレットを抱えて帰って来ては考えました。採光が暗いという以外は、広さは充分スペースがある台所です。どんなシステムキッチンでも入ります。初めて持つ自分のキッチンです。そしておそらく最後のキッチンです。 一列型のリクシルのものを入れました。リクシルにした理由は幾つかあります。背の低い私には調理台の高さが問題です。パンを捏ねるためと言った方が早いかもしれません。高さが低い調理台があるのは、リクシルとタカラでした。機能的には何処もさして変わらなかったと記憶しています。それなのにリクシルを選んだのは、説明をしてくれた女性の一言でした。シンクの素材が最近の流行は人造大理石の白だそうです。冷たい感じがなくて、清潔に見えます。カウンタートップと合わせると統一感もあります。係の女性が「白のシンクがいいわ。」といっている私に一言、「紅茶や赤ワインが時折染みになります。」この一言で、シンクはステンレスになりました。お分かり頂けると思います、私は紅茶好き、しかも殆どティーバックではありません。夏の暑いひと時期を除けば、夜は赤ワインです。これは即決でした。そして、自社の商品の欠点を真っ直ぐに言ってくれたこの係の人の言葉で、リクシルにしました。

  大きめ深めのひとつシンクです。今の香港の家は16年住んでいますが、当時憧れていたダブルシンクです。あの頃はダブルシンクが使いたかった。確かに、使い勝手がいいのですが、思い切って広さのあるひとつシンクにしました。まだ、大した料理は作りません。お魚を焼いたり、卵を炒めたり。ほんとに使い手が分かるのはこれからです。

 このシンクの上に2段の収納棚が付いています。ところが天井が高いので、一番上の棚には脚立が必要です。それに調理部分が狭く感じます。今回、このシンクに向き合うようにアイランド型の調理台を頼んできました。収納専用、トップは天然木板でパンを捏ねます。

 システムキッチンとこのアイランドだけが私がこの家の改築でものが言えた唯一のところです。香港の家の台所をご存知の方が、「真奈さん、また黄色。」そうですが、黄色を選んだのも主人です。私は白にするつもりでした。少しずつ出来上がって行く私の台所を時々お見せします。

コメント
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