晴れ,22度 福岡
梅雨だといわれていたのに、昨日も今日もいいお天気に恵まれている福岡です。昼間の気温は上がるものの、風があります。流石に庭の草抜きをした時は汗ダクダクでしたが、香港に比べると湿度が低いので過ごし易く感じます。昨日の枇杷の実を食べた方達は、大きなカラス3羽でした。庭で草を抜いている私を枇杷の木から見下ろして、邪魔な奴がいるといった風情でした。部屋の中から見ていると、ほんとにうまく枇杷を食べています。
朝は早くから、福岡市を西から東まで移動しました。私が住むのは西の方、東に向かえば、倭の国王の金印が出たという志賀の島の方に向かいます。都市高速を通るのも初めて、東の方に疎い私はおそらく初めての街に向かいました。この福岡も大きくなったものだとつくづく感じます。一日、役所や用事を片付けて義母の元気な顔を見て、夜、家に戻りました。
いつものように慌ただしい一日でした。冷たく冷やしておいた白ワインを片手に、2階のベランダに出てみました。家というのは戸締まりするだけでも時間がかかります。冷めかけた空気が気持ちがよい、雲が切れて空にはそろそろ満月を迎える月が見えます。月の下には、オレンジ色の火星が輝いていました。 この一日、香港の家で留守番をしてるモモさんのことを思い出す時間もありませんでした。そうだ夕方、お手伝いさんが送ってくれたモモさんの写真があるのを思い出しました。
今回も出かけるまで私が身につけていた短パンを、いつもの場所に置いて来ました。出かける時、熟睡しているモモさんに声をかけました。「必ず帰って来るからね。」いつもの言葉です。散歩してるパグさんでも見ればモモさんを思い出すのに、次々に用事を片付けようと思い出すこともなかったのを月を見ながらすまなく思います。
ゆっくりお風呂を使って、珍しく遅くまで寝てしまいました。友人、家族、そして当の私も今朝起きた時の筋肉痛が心配でした。すごい勢いで草を抜きましたので。いつものようにピョンと起きました。腰、背中大丈夫。昨晩、重いと感じていた足も眠りが癒してくれたようです。友人がくれた庭用の手袋のおかげで手にひとつも傷すらありません。
また予定が一杯の一日が始まりました。モモさんは今日も同じ場所で寝ていると思います。夜お月様を見るまで忘れてるかもしれないけど、もうすぐ帰るからね。