チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

中秋節の飾り 香港

2016年09月12日 | 香港

曇り、25度、91%

 今週の木曜日はお月見、中秋節です。日本のお団子を作ってススキの穂影に月見をする風情とは違った中国のお月見です。月を愛でる事には変わりはありません。中国人にとってこの日は春節の次に大事な日かも知れません。お月見の翌日は祭日です。遅くまで月を見てますからゆっくりお休みくださいという祭日です。日本のお団子に代わるものは月餅です。月を見ながら月餅を食べる、そしてこの月餅は日本でいうお中元のような役目もします。月餅をお世話になった方や友人にお配りします。

 中秋節が近付くと、各ビルではその飾り付けも始まります。 お月見に行く子供達が持つ提灯も街のここかしこで売られます。 おめでたい時には赤を好む中国人らしい飾り物です。以前は子供の提灯には赤い小さなろうそくが立てられました。今ではLEDのライトです。提灯も紙で出来ていましたから、お月見の翌朝は道に焼けた提灯が転がっていました。飾り物も香港島で売られているのは今風です。ちょっと田舎に足を伸ばすと、昔ながらの飾り物が売られています。 

 春節同様、年々お祭りの気迫が薄れて来ています。お月見当日は個人商店は午後ともなれば店を締めます。うっかりお野菜なんか買いに行ってもお店は開いていません。中秋節にものんびりした空気が流れていました。それも昔の話です。お飾りの数は減り、提灯片手に歩く子供も少なくなりました。今年のお月様、曇り空にかかるそうです。雲に出たり入ったりの満月も楽しい。「あー、出て来た。」と笑っているようなお月様を眺めます。

  モモさん、お飾りの下で振り向いています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする