チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

種をもらうと嬉しい!

2016年09月07日 | 日々のこと

雨、25度、88%

 種蒔きが好きです。小さな種を蒔く、お水を欠かさずにやっていると必ず小さな緑の芽が出て来ます。土を持ち上げて芽を出すその頃が一番の楽しみです。苗で買えば芽生えの頃を見る事が出来ません。芽先が土の下から覗く頃を見る楽しみのために種を蒔きます。柔らかい新芽を虫に食べられることもあります。水を遣りすぎて新芽が溶けるようになくなることもあります。でも、種蒔きが好きです。

 そんな私に主人は海外で見つけた種の袋を持ち帰ってくれます。友人は、庭の花の種を贈ってくれます。種をもらうと嬉しくて仕方ありません。種を蒔く時期を考えずに、土にパラパラ。と言っても、我が家は狭い出窓でプランターや鉢で育てますから限界があります。しかも、お口に入れるハーブ類は欠かせません。

 4年前の冬、アムステルダムに行きました。アムステルダムは有名な花の出荷地です。中央花市場はアムステルダムのスキポール空港の真横の大きな建物です。花を世界中に出荷するためです。空港内には、様々な種や球根が売られています。よく考えもせずに種や球根を求めました。家に帰って来て、全部並べて考えます。我が家のプランターでは賄いきれません。そこで「ニゲラ」という花の種を福岡の友人にあげる事にしました。翌春には花が咲いたと知らせてくれます。その次の春も花が付いたと知らせてくれました。そして、その秋、小さなポチ袋に入れられて  「ニゲラ」の種は香港に送られて来ました。空飛ぶ「ニゲラ」の種です。でもいけません、既にプランターは雑草「ミント」で占拠されています。そこで、ポチ袋の半分の種を本州のど真ん中、浅間山を遠くに見るところに住む友人に送りました。この友人、南の植物だって雪の降るその地で実を付けさせます。広い広いお庭のどこに蒔いてくれたのでしょうか、アムステルダムからやって来た「ニゲラ」はこの地でも花を付けました。

 先日、福岡に戻ったおり、本州のど真ん中に住む友人が「ニゲラ」の今年の種を送ってくれました。写真の毛の付いた風船状の中に小さな黒い種が入っています。福岡、暑い日が続いていました。また香港に戻るので流石の私も「ニゲラ」の種を庭に蒔かずに帰って来ました。

 イガイガの中から黒い小さな種を穫り出して、庭に蒔くのは何時になるでしょうか。あの種が待ってると思うだけで、日本の家に帰るのが嬉しくなります。いつか、「ニゲラ」のお花をアップする日が来ます。

コメント
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