雨、26度、95%
動物と一緒に暮らしていれば、部屋のどこかに水飲み場があるはずです。鳥だって鳥籠に水入れがあります。我が家もモモさんが来て以来、居間の片隅にお盆に載って水入れが置かれています。水を飲んだ後は水入れの周りは水だらけ、あのお口の形がそうさせるのかと思います。今までの犬達は長い鼻に外でかっていましたから、気付かなかっただけかもしれません。
お盆の上に水の入ったお椀があるのにそれをじっと見つめているモモさんがいます。お椀をじっと見つめて動きません。これは水を替えてくれの合図です。お椀の底に小さな黒いものがあったりすると、じっと見つめたまま決して飲みません。さっき替えたばかりの水を見つめて動かないことがあります。よく見るとモモさんの毛が一本水の上に浮いています。これでも飲みません。きれいな水に替えてやると、 ガブガブ。水を飲むことは生き物の必須です。
水を頻繁に替えてやります。たまに、流しのところにお椀を置いたまま別のことをしていると、後ろで水のお盆をカリカリと掻く音がします。モモさん、水の催促です。右手でカリカリ、目はじっとお盆を見つめています。それでも私が水を持って行かないと、力強くお盆を叩きます。「はいはい、今持って行きますよ。」
一年中、お散歩にも水のボトルを欠かしません。おしっこをした後始末にも使いますが、必ず2、3回水を催促します。立ち止まって、私の手の持っている水のボトルをじっと見つめます。「はいはい、」と屈んでお水をガブガブ。夏場はこのお水は冷たく冷やしたものを持って行きます。
いささか手はかかりますが、モモさんが水を飲む姿を見るとホッとします。