チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

オレンジピール、松の実、クルミのパウンドケーキ

2016年09月26日 | 菓子

曇、26度、85%

 主人が珍しく「パウンドケーキを焼いて欲しいなあ。」とおっしゃいます。しかもクルミ入り。「クルミだってなんだってありますよ。」と答えると「じゃあ、オレンジピールも。」ケーキを焼いて欲しいというの珍しいのですが、焼いたって食べるのは私とモモさんに決まっています。お菓子の材料の入っているタッパーを覗くと松の実もたっぷりあります。あるものを入れてみました。

 パウンドケーキを焼くのは久しぶりです。レシピなんて要りません。パウンドケーキ、卵、粉、砂糖、バターがそれぞれ1パウンド、だからパウンドケーキ。つまり4つの材料を等量入れます。フランスでは「カトルカール」と言われます。四分の一が四つの意味です。基本のバターケーキなのでお菓子を作り始める人は必ず焼くケーキです。そして余程のことが無い限り失敗することはありません。

 ところが失敗はないものの、おいしいパウンドケーキ、自分の口に合うパウンドケーキともなればやはり一工夫必要になります。大抵のレシピにはベーキングパウダーを使うように書いてありますが、膨張剤を使わずとも膨らみます。初めにバターにしっかりと空気を含ませます。ここがしっかり出来ていれば、粉をくわえる時に捏ねない限りは膨らんでくれます。いつもはお砂糖も少なめ、粉も少なめに作ります。主人がご所望なので今回はお砂糖はいつもより多めに入れました。その上、香り付けににコアントロー入れましたので、甘さをより感じます。

 焼き上がりは、 こんな風。かっちりしたパウンドケーキではありません。粉が少ない分、フォロッとしています。焼き上がっても直に食べてはいけません。我慢我慢して、一日おくと味が落ち着いておいしくなります。冷めたパウンドケーキをしっかりフォイルで包んで真夏以外は常温で置きます。

 モモさんも一日待ちました。 オレンジピールの香りと味はストレートなコーヒーにも紅茶にも良く合います。

コメント
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