マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ミカンの花

2011-05-24 | Weblog


4年前に20~30センチ位のナツミカンの苗を植えました。
2年位はさっぱり伸びなくて葉も増えず、この木は駄目かなあと思っていたら、
去年から急に伸び始め今年は新しい柔らかい葉がツンツン伸びて、
花をいっぱいつけました。
なんともいえないいい香りが辺りに漂っています。

「せっせせー~♫」をしながら歌ったミカンの花の唄、
正確な題名は「ミカンの花咲く丘」だそうです。
穏やかな風景が写生するように唄われています。
素直なメロディ、ワルツのリズムに乗って作者の「懐かしい」きもちがそのまま伝わってきます。

私は小学生の頃、5年間、瀬戸内海に面する町に住んでいました。
工場地帯で、高い煙突が林立して黄色い煙や白い煙が立ち上り、
火を燃やし続けている煙突もあって、喘息の子どもが多い町でした。
海も汚れていて魚や貝も食べられず、水泳は禁止されていました。
でも、小さな山に登れば、遠くの島々、行き交うポンポン船が見えました。

「みかんの花咲く丘」

作詞:加藤省吾、作曲:海沼実、

1 みかんの花が咲いている
  思い出の道丘の道
  はるかに見える青い海
  お船がとおくかすんでる

2 黒い煙をはきながら
  お船はどこへ行くのでしょう
  波に揺られて島のかげ
  汽笛がボウと鳴りました

3 いつか来た丘母さんと
  いっしょに眺めたあの島よ
  今日もひとりで見ていると
  やさしい母さん思われる

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする