マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ツワブキ(石蕗・艶蕗)

2013-12-08 | 自然
名前の通りつやつやした濃い緑の葉、その葉の間からすくっと伸びた茎の先端に黄色の花が鮮やかです。
樹の下の影になっている所や、山沿いの川のふちなどで見かけるように感じていたので、
てっきり日陰が好きな花だと思っていました。

ところが先日水俣(熊本県)で海岸沿いの斜面に群れ咲いてるのを見ました。
本当は全然日陰が好きな花ではなかったのです。
ツワブキは南東北から沖縄まで広く分布しているそうです。

各地での呼び名が楽しい。
沖縄では「ちいぱっぱ」と呼ぶそうで、この呼び名で呼ぶと、ツワブキのイメージががらりと変わります。
東伊豆町では「いそぶき」と呼ばれ町の花になっているそうです。
他にも、「おばこ」「いしぶき」「いわぶき」「つわ」などと呼ばれ、
津和野は「つわ」の多い所、から来ている名らしいです。
古くから薬草として知られ、また佃煮(きゃら蕗)にして食べられてきた植物なのだそうです。

上と下の写真はこの間、水俣(熊本)で見たツワブキです。

我家の庭にも一群れのツワブキがあります。
細長いツワブキを細長い壺に挿してみました。
写真は切ってから2週間位経ち少々色あせましたが、まだしゃんとしています。

コメント (4)
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