蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

お金のチカラ

2010-10-02 | 人生
離婚するって、大変なことなんだ。

ある方のブログに、離婚すればその後どうなるのか、生活の提案、心構えが紹介されていた。

今までの生活の質を落とすこと。
無駄なモノは、一切切り捨てること。余裕は、あきらめること。
生活が落ち着くまでは、趣味や、こころの楽しみにかけるお金は、とことん削ること。

本気で働く気になれば、職種を選ばないこと。
住居を好き嫌いで選ばないこと。
衣類は、買わないで、人に頂くこと。
最悪、持ち家や車を売って、お金が尽きたら生活保護を受けることもあり得ること。

などなど・・・
ぐじゅぐじゅ、うじうじと、離婚したいけれど出来ない女性たちの、目をシカっと覚まさせてくれるような
厳しくも現実的な提案に、ひとつひとつ、なるほどと納得した。

そんな気合い、心構えもなく、不満が爆発したからといって、離婚すると、生活はどうなるのか?
自立して、準備してから離婚しても遅くない、ということのようだ。


手に職がなく、働いたこともない、
あるいは、パートか、バイトで、家計補助程度の収入。
いざ、子供を抱えて、一人で家賃から何から全てを払って、生活して行けるのか。

養育費はもらえるのかも知れないけれど、その額は、様々かも知れないし。

結婚の有無にかかわらず、独身女性も、独身男性も、厳しい環境で生活している人もいる。
その荒海に投げ出される覚悟が出来ているか。

どういう生活をしていたか、それぞれによって違うだろうが、
要は、今までの生活からダウンすることに耐えられるか、だ。


こころを売って、ケーキを買うか、
デザートをあきらめて、自尊心を取り戻すか。
(パンは、成熟国家では、無い人には頂けるシステムが整っている)

武士は食わねど高楊枝。
太った豚より、痩せたソクラテス。

高い理想を掲げても、実践することの難しさ。
あまりに苦しくて、高い絶壁から飛び降りてしまうこともあるだろう。

なるように、なるのかも知れないし、
なるようには、ならないのかも知れない。

いずれにしても、女性のホームレスは男性に比べると断然少ない。
それだけ、女性には逃げ込む場所があるということだろうか。
防衛本能が、男性より備わっているのか。
弱いかわりに、柔軟性があるのか。

生きるためには、一番大切なもの(=こころ)だって、お金に換えてしまうのか。
生真面目で、堅ブツ、純粋な人ほど、生きづらいのかも知れない。


男性と肩を並べて生活力(→経済力)がある女性は、
幸か不幸か、結婚相手を探すのに苦労している人をよく見かける。
しかし、結婚して、共稼ぎ世帯で2倍の収入があれば、結構なこと。

自立している人は、2通りの選択肢。
結婚と、非婚。どちらでも、やっていける。
自立していない人も、やはり2通り。
結婚と、非婚。ただし、生活レベルの落差が、激しい。

※タイガー・ウッズと離婚した、元奥様のように、
莫大な慰謝料を頂ける人は、よろしいけれど。
大金持ちと結婚するのも、結婚にこぎつけるだけの力があったわけだから。


さて、
パンがなければケーキを食べて、限りなく現実逃避の道をばく進するか、
パンの下に、ナイフを隠し、夜な夜な、切れ味に磨きをかけるか、
はたまた
自分の器に応じた考え、行動、方法を、修整を重ね、身につけるか。


弱い女性ほど、思わぬ力を発揮することがある。
実は、弱くないのかも知れない。


人気ブログランキング
ブログ村 自分らしさ