蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

年の瀬

2020-12-30 | 日々のこと
年末、忙しい、せわしない。
あれも、これも。
例年、娘一家は年末年始は娘婿の実家に大移動、帰省するが、今回はコロナ自粛のため、ステイホーム。
その分、スープの冷めない距離の実家(うち)に日参。
わたしは今日から正月明けまでの6日分の食事用意にかかる。
嬉しい悲鳴、、、かと言えば、苦しい悲鳴。助けて〜。
孫のうち、上二人のちびっこ兄弟は、娘婿の実家に行けない、泊まれない分、こちらに泊まるとか言い出しているし。

一昨日から買い始めているが。
正月御節料理は、明日作る。
さて、今からスーパーに走って食材を仕入れてくる。

朝昼晩✖️6日✖️8人(9人)
次女がケーキ、スィーツ作りもするらしいので、生クリーム、フルーツも。
娘婿の実家と年末年始は半分半分、前半、後半に分けてもらったほうが、断然楽だが、コロナ時勢では致し方ない。

ちびっこは、人数が増えると半端なくうるさい。大騒ぎ。

テレビにかじりついている人物も嵩が高いなあ、、、、、、。
掃除とか、まだまだだし、、、

今回は、姑が他界したことにより、夫の実家には泊まらない。
結婚以来、自分たちの家では初めての年末年始を迎える。
ある意味、新ファミリー元年のような気持ちだ。
親からやっと離れた気分。
だが、その代わりに、自分が親になって背中の荷がズシリと重くなっている。
親になる自覚が、一代遅れてやってきている。
孫たちが出来て、やっと親になったような、、、
時間のかたまりがスライド、ずれている。

我々の上に親が君臨していたせいだ。
上司がなかなか引退しないまま、定年を迎える人のごとく。

夫は、親がいなくなって、やっと一人の人間として歩き始めたように思う。
自立したのも束の間、それまで上司に頭を抑えられていた妻、そして、成長盛り即戦力のパワフル娘たちに、君臨すべき座を奪われている。
一番下の位置まで一気にするすると下がっていったように感じる。
もともと、家庭では、床の間に飾られているものの、ちゃんと座る場所はなく、おんなたちに操られているのだろうか。
あと少しの間、そんなかんじかなあと。
男はツライ。
けど、今までの分、お返ししていただきます。