『ベイマックス』(原題:Big Hero 6)
監督:ドン・ホール,クリス・ウィリアムズ
声の出演:川島得愛,本城雄太郎,菅野美穂,小泉孝太郎,金田明夫他
『アオハライド』を観終わって20分後に上映開始。
観る順番としては、この2本を入れ替えることも可能だったのですが、
本作の11:00からの回は早朝の時点ですでに「混雑」の表示。
おそらく満席になるでしょうから、子どもたちがいっぱいの客席にわざわざ入って、
ちびっこたちの反応を観てみたいと思いました。
私が確保できたのは、前から3列目の端っこ席。
上映間際になって、私の隣にやってきたのは男の子。
お母さんとおぼしき女性は最前列の端っこ、つまり私のちょうど2つ前の席に。
男の子に「お母さん?」と尋ねたら、こくり。
最前列のお母さんに「席、替わりますよ」と声をかけに行きました。
「え、いえっ、そんな。いちばん前は観にくいので」とおっしゃるので、
「私、この字幕版をすでに観ているので大丈夫です」。
えらい恐縮されていましたが、「助かります」と言ってくださいました。
さて、3日前に字幕版を観ていた本作。
吹替版を観てみたら、よりわかりやすく、泣けました。
字幕版について書いたときには忘れていた、私らの年代が喜びそうな音楽。
サバイバーの“Eye of the Tiger”のイントロのイントロだけとか。
そうそう、3日前もここで喜んだのだったと楽しい。
ちびっこたちの反応はと言うと、最初はぐずぐず。
しかし、ベイマックスが登場すると、その動きが面白いらしく笑い声が聞こえます。
とりわけみんながウケていたのは、ベイマックスのグータッチ。
これは何度出てきても笑っていました。
内容としては、小学生以下には理解しづらいかもしれません。
でも、予告編からは想像できないぐらいちゃんと「ロボット」の話だし、
科学オタクたちがつくるいろんな「兵器」は、
男の子なら誰が観ても楽しいんじゃないかと思います。
ものすごく強い敵と戦うために、それぞれができることをする。
そして、いくら敵でも殺したりはしない。
正しい方法で正しいことをするというのは、安心して観られます。
『アオハライド』と続けて観て興味を惹かれたのは、
あっちでは洸の母親役だった岡江久美子のみが「ら抜き」ではなく、
双葉には堂々のら抜きをしゃべらせていました。
そして『ベイマックス』はら抜きじゃないんですねぇ。これも教育的に○。(^^)
先のお母さんは私が席を立つまで待ってくれていて、
深々と頭を下げてお礼を言ってくださいました。
そういえば、朝イチのチケットカウンターで怒っていた人が。
クリスマスイブの日に家族4人で『妖怪ウォッチ』を観ようと
前日にわざわざ仕事を休んで席を押さえに来たそうなのに、
対応したスタッフが日を間違えて席を予約していたようです。
あの家族、どうなったのかなぁ。
フリーパスの有効期限内に私も『妖怪ウォッチ』も観たいけれど、
この混みっぷりでは叶うかどうか。
フリーパスの有効期限内に『妖怪ウォッチ』も観たいけれど、
この混みっぷりでは断念するしかなさそうです。