『神様はバリにいる』
監督:李闘士男
出演:堤真一,尾野真千子,ナオト・インティライミ,菜々緒,玉木宏他
前述の『APPLESEED ALPHA/アップルシード アルファ』とハシゴ。
『ボックス!』(2010)はとても好きだったけれど、
『幕末高校生』(2013)にそのパワーはなく、
なんとなく最近は腑抜けたイメージがある李闘士男監督。
イマイチかもしれないと思いつつ、堤真一主演ならば観に行かずにはいられません。
なんぼ関西出身だと言っても、標準語もちゃんとしゃべれる堤真一。
そんな彼が終始ベタベタの大阪弁を聞かせてくれる貴重な1本。
幼い頃から優等生だった祥子(尾野真千子)は、よい大学を出て起業。
ところがビジネスに失敗し、多額の借金を背負ってしまう。
返済の目処は一向に立たず、死に場所を求めてインドネシア・バリ島へ。
そこで日本人青年のリュウ(玉木宏)から声をかけられ、
連れて行かれた先には皆からアニキと呼ばれる日本人男性(堤真一)が。
アニキはコテコテの大阪弁でしゃべり倒し、その風貌はどう見てもヤクザ。
どこかに売り飛ばされるのではと心配する祥子だったが、
やがてアニキはバリに数十の会社を持つ大富豪であることを知る。
祥子の借金の額を聞いて、アニキとリョウは「安っ!」と驚いてのけ、
人の気も知らないでと絶望する祥子に、金儲けのコツを教えてやると言う。
藁にもすがる思いでメモ帳片手にアニキに弟子入りする祥子。
そんなある日、日本から杉田(ナオト・インティライミ)という男がやってくる。
借金取りかと思いきや、祥子の元顧客で祥子との結婚を切望。
一緒に日本へ帰ろうという杉田の言葉に祥子の心は揺れるのだが……。
アホらしいことこのうえなし、しかし、勢いに乗せられて最後まで。
お決まりですが、笑いと涙が入りまじり。
アニキ語録はなかなか良くて、ついついうなずいてしまいます。
「ダジャレは頭の回転をよくする」、この真偽のほどは不明ですが、
「つらいときこそ笑え」、そうかもしれないと思いました。
昔、インドネシアへ行ったときのことも思い出します。
定刻に出発することはまずないガルーダ航空。
出発できない理由が、機長が寝坊して家から空港へ向かっている途中とか、
そんなことがザラですもんね。
バリ島で宿泊したのはまるでアニキの家のようなホテルでした。
杉田が不思議な顔で見る甘い甘いバリコーヒーも懐かしい思い出です。
関西人ならば、堤真一と一緒に言いましょう。
「変な大阪弁の使用、禁止!」
監督:李闘士男
出演:堤真一,尾野真千子,ナオト・インティライミ,菜々緒,玉木宏他
前述の『APPLESEED ALPHA/アップルシード アルファ』とハシゴ。
『ボックス!』(2010)はとても好きだったけれど、
『幕末高校生』(2013)にそのパワーはなく、
なんとなく最近は腑抜けたイメージがある李闘士男監督。
イマイチかもしれないと思いつつ、堤真一主演ならば観に行かずにはいられません。
なんぼ関西出身だと言っても、標準語もちゃんとしゃべれる堤真一。
そんな彼が終始ベタベタの大阪弁を聞かせてくれる貴重な1本。
幼い頃から優等生だった祥子(尾野真千子)は、よい大学を出て起業。
ところがビジネスに失敗し、多額の借金を背負ってしまう。
返済の目処は一向に立たず、死に場所を求めてインドネシア・バリ島へ。
そこで日本人青年のリュウ(玉木宏)から声をかけられ、
連れて行かれた先には皆からアニキと呼ばれる日本人男性(堤真一)が。
アニキはコテコテの大阪弁でしゃべり倒し、その風貌はどう見てもヤクザ。
どこかに売り飛ばされるのではと心配する祥子だったが、
やがてアニキはバリに数十の会社を持つ大富豪であることを知る。
祥子の借金の額を聞いて、アニキとリョウは「安っ!」と驚いてのけ、
人の気も知らないでと絶望する祥子に、金儲けのコツを教えてやると言う。
藁にもすがる思いでメモ帳片手にアニキに弟子入りする祥子。
そんなある日、日本から杉田(ナオト・インティライミ)という男がやってくる。
借金取りかと思いきや、祥子の元顧客で祥子との結婚を切望。
一緒に日本へ帰ろうという杉田の言葉に祥子の心は揺れるのだが……。
アホらしいことこのうえなし、しかし、勢いに乗せられて最後まで。
お決まりですが、笑いと涙が入りまじり。
アニキ語録はなかなか良くて、ついついうなずいてしまいます。
「ダジャレは頭の回転をよくする」、この真偽のほどは不明ですが、
「つらいときこそ笑え」、そうかもしれないと思いました。
昔、インドネシアへ行ったときのことも思い出します。
定刻に出発することはまずないガルーダ航空。
出発できない理由が、機長が寝坊して家から空港へ向かっている途中とか、
そんなことがザラですもんね。
バリ島で宿泊したのはまるでアニキの家のようなホテルでした。
杉田が不思議な顔で見る甘い甘いバリコーヒーも懐かしい思い出です。
関西人ならば、堤真一と一緒に言いましょう。
「変な大阪弁の使用、禁止!」