夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『ジョン・ウィック』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の24本目@西宮)

2015年10月24日 | 映画(さ行)
『ジョン・ウィック』(原題:John Wick)
監督:チャド・スタエルスキ
共同監督:デヴィッド・リーチ
出演:キアヌ・リーヴス,ミカエル・ニクヴィスト,アルフィー・アレン,エイドリアンヌ・パリッキ,
   ブリジット・モイナハン,ディーン・ウィンタース,ジョン・レグイザモ,ウィレム・デフォー他

1ヶ月フリーパスポートの有効期限もあと数日となり、
タダでなくても観たかった3本をTOHOシネマズ西宮でハシゴすることに。
これはその1本目、お久しぶりのキアヌ・リーヴス

愛する妻ヘレンと穏やかに暮らしていたジョン・ウィック。
そのヘレンが病に伏し、快復することなく亡くなる。
深い悲しみに暮れる彼のもとに届いたのは、
ヘレンが自分の亡き後のジョンを癒やそうと生前に手配していた子犬。
妻によって名づけられていた子犬デイジーはすぐにジョンになつき、
どこへ行くにもジョンと一緒に過ごすようになる。

ある日、愛車の69年式マスタングに乗って出かけた先で、
ロシア人の若者が「その車を売ってほしい」と声をかけてくる。
しつこさに呆れたジョンがすげない返事をすると、猛烈に腹を立てている様子。
その夜、ジョンはロシア人三人組に自宅を襲撃され、
マスタングを盗まれたうえに、目の前でデイジーを殺されてしまう。

ロシア人の若者ヨセフは、マフィアのボスであるヴィゴの息子。
ジョンはかつてヴィゴとも組んだことのある伝説の殺し屋。
すべての希望を奪われたジョンは、必ずヨセフを殺すと心に誓う。

一方、自分の息子があのジョンを怒らせたと知ったヴィゴは、
なんとか事態の収拾を図ろうとジョンにも連絡を取るのだが……。

一時のデブデブ状態からダイエット、スッキリしたとは言え、
キアヌだってもう50歳を過ぎたんだもの、元どおりとまでは行きません。
またすぐに太りそうな雰囲気だし、体も台詞回しも切れ味鈍い。
そこがまた憎めなくて、奮闘している姿がカッコイイ。
敵かと思いきや、ジョンを助けるかつての親友マーカスにウィレム・デフォー。さすがの渋さ。
ヴィゴをオーナーとする自動車整備工場の工場長を務めながら、
馬鹿息子のヨセフを張り倒すオーレリオ役であるジョン・レグイザモは、
出番は少なくても相変わらず印象に残ります。

ひたすらドンパチやっているけれど、『図書館戦争 THE LAST MISSION』とは違うんだなぁ。
漂う男の哀愁にシビレます。

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