『新世紀、パリ・オペラ座』
監督:ジャン=ステファヌ・ブロン
塚口で食事をする前に、ちょうどいい具合に時間が空いたので、
尼崎は塚口駅前の塚口サンサン劇場初見参。
前身である塚口劇場は1953(昭和28)年12月にオープン。
東映作品の封切り館だった時期を経て、
1978(昭和53)年7月に塚口サンサン劇場として再オープン。
なんだかんだで再オープン後すでに40年の歴史ある映画館に。
シネコンでかかっているようなロードショー作品を上映すると同時に
マニアックなミニシアター系も上映する、面白い劇場です。
そんな劇場なのに、なぜか足を踏み入れる機会を逸しつづけて今日まで。
ワクワクしながら阪急塚口駅南口から出ました。
建物自体は古びていて、4つのシアターの配置もちょっとヘンテコ。
あべのアポロシネマに行ったときのような軽いカルチャーショックに、
さすが尼だぜと思ったりも。(^^;
しかし中に入れば椅子の座り心地はなかなか良いし、
お手洗いなんて最新式でめちゃめちゃ綺麗。
この日は『キングスマン:ゴールデン・サークル』や『グレイテスト・ショーマン』も上映中でしたが、
その辺りの大手配給会社作品はすでに観たものばかりなので、
ここはやはりミニシアター系作品をということで本作を。
パリ・オペラ座。
正式名称は“Opéra national de Paris”、日本語ではパリ国立オペラ。
フランスの文化省が管轄するオペラ・バレエ団体で、その歴史は17世紀にまで遡ります。
そんな由緒正しきオペラ座が迎えた変革期。
ナタリー・ポートマンのパートナーとして知られるバンジャマン・ミルピエが
芸術監督を短期間で辞任する騒動や職員のストライキが起きたりするなか、
新体制で新作オペラ『ラモーゼとアロン』の上演を目指します。
オペラ座の舞台を映像で堪能できることを期待して観に行くと、
それはほとんど拝めなくて残念な気持ちになりそうですが、
舞台裏のシーンのなんと面白いこと。上品に野次馬(笑)といった気分。
なかでもロシアの片田舎から出てきてオーディションを受けたオペラ歌手、
イケメンのミハイル・ティモシェンコに興味津々。
才能ありと認められ、大喜びでパリへ。
ドイツ語はできてもフランス語ができない彼が四苦八苦する姿にエール。
純朴な彼は非常に謙虚で、その日の出来映えに落ち込んだり、
憧れの大歌手に声をかけられて大喜びしたり、とてもいい。
この手のドキュメンタリーは睡魔に襲われることが多いのですが、
練習のシーンに心が躍りました。
あ、そういえば、オープニングでかかる曲が『タンホイザー』。
これは高校時代の音楽選択クラスで歌った曲。それも懐かしかったです。
塚口サンサン劇場のポイントカードも作りました。
また行くぞ。
監督:ジャン=ステファヌ・ブロン
塚口で食事をする前に、ちょうどいい具合に時間が空いたので、
尼崎は塚口駅前の塚口サンサン劇場初見参。
前身である塚口劇場は1953(昭和28)年12月にオープン。
東映作品の封切り館だった時期を経て、
1978(昭和53)年7月に塚口サンサン劇場として再オープン。
なんだかんだで再オープン後すでに40年の歴史ある映画館に。
シネコンでかかっているようなロードショー作品を上映すると同時に
マニアックなミニシアター系も上映する、面白い劇場です。
そんな劇場なのに、なぜか足を踏み入れる機会を逸しつづけて今日まで。
ワクワクしながら阪急塚口駅南口から出ました。
建物自体は古びていて、4つのシアターの配置もちょっとヘンテコ。
あべのアポロシネマに行ったときのような軽いカルチャーショックに、
さすが尼だぜと思ったりも。(^^;
しかし中に入れば椅子の座り心地はなかなか良いし、
お手洗いなんて最新式でめちゃめちゃ綺麗。
この日は『キングスマン:ゴールデン・サークル』や『グレイテスト・ショーマン』も上映中でしたが、
その辺りの大手配給会社作品はすでに観たものばかりなので、
ここはやはりミニシアター系作品をということで本作を。
パリ・オペラ座。
正式名称は“Opéra national de Paris”、日本語ではパリ国立オペラ。
フランスの文化省が管轄するオペラ・バレエ団体で、その歴史は17世紀にまで遡ります。
そんな由緒正しきオペラ座が迎えた変革期。
ナタリー・ポートマンのパートナーとして知られるバンジャマン・ミルピエが
芸術監督を短期間で辞任する騒動や職員のストライキが起きたりするなか、
新体制で新作オペラ『ラモーゼとアロン』の上演を目指します。
オペラ座の舞台を映像で堪能できることを期待して観に行くと、
それはほとんど拝めなくて残念な気持ちになりそうですが、
舞台裏のシーンのなんと面白いこと。上品に野次馬(笑)といった気分。
なかでもロシアの片田舎から出てきてオーディションを受けたオペラ歌手、
イケメンのミハイル・ティモシェンコに興味津々。
才能ありと認められ、大喜びでパリへ。
ドイツ語はできてもフランス語ができない彼が四苦八苦する姿にエール。
純朴な彼は非常に謙虚で、その日の出来映えに落ち込んだり、
憧れの大歌手に声をかけられて大喜びしたり、とてもいい。
この手のドキュメンタリーは睡魔に襲われることが多いのですが、
練習のシーンに心が躍りました。
あ、そういえば、オープニングでかかる曲が『タンホイザー』。
これは高校時代の音楽選択クラスで歌った曲。それも懐かしかったです。
塚口サンサン劇場のポイントカードも作りました。
また行くぞ。