夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』

2020年08月23日 | 映画(か行)
『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(原題:47 Meters Down: Uncaged)
監督:ヨハネス・ロバーツ
出演:ソフィー・ネリッセ,コリーヌ・フォックス,ブリアンヌ・チュー,システィーン・スタローン,
   ダヴィ・サントス,カイリン・ランボ,ブレック・バッシンジャー,ジョン・コーベット他
 
仕事帰りに寄りやすい109シネマズだから、ポイントまぁまぁ貯まっています。
割引のない日に使わないともったいないので、
日曜日の朝、109シネマズ大阪エキスポシティにて。
 
公開前にポスターを見かけて、「あれ?このタイトル聞いたことあるで。
リメイクなんかな。しかしリメイクするほどの映画やったかな」と思っていました。
そうしたらなんと、『海底47m』(2017)をシリーズ化しちゃったそうで。
リメイクするほどでもないし、シリーズ化するほどでもないと思うんですけど。
しかも日本語のサブタイトルがより強くB級っぽさを押し出している(笑)。
 
女子高生のミアは、父親の再婚に伴って転校してきたばかり。
継母の連れ子でミアの姉となったサーシャと同じ高校に通うが、
サーシャと同学年のキャサリンたちからいじめられている。
内気ゆえ何も言い返せず、代わりにサーシャが何かしてくれるでもない。
 
週末、家族で出かけるはずが、考古学者の父親に仕事が入っておじゃんに。
この機会にミアとサーシャが仲良くなれないものかと願う両親は、
義姉妹であるふたりでの鑑賞ツアーに行くように提案する。
それは船中から鮫を見るというあきらかに観光者向けのツアー。
 
当日、渋々出かけたサーシャとミアはツアー客にキャサリンの姿も見かけてうんざり。
そのとき、サーシャの親友アレクサとニコールが車で乗りつけ、
「そんな観光ツアーはやめて、誰も来ないところへ遊びに行こう」と誘う。
 
アレクサが案内してくれた場所は、海底にマヤ文明の遺跡が眠る洞窟
好奇心から少しだけ潜ってすぐに帰るつもりだった4人だが、海底でトラブル発生。
洞窟に閉じ込められる形になってしまったうえに、鮫に襲いかかられて……。
 
いじめっ子も合流してとっとと食い殺されるのだろうと思っていたら、
そんなに単純ではありませんでした(笑)。
洞窟で大変な目に遭うのはミアたちだけ、いじめっ子はツアーに参加。
 
海底の遺跡を見て興奮する彼女たちだけど、そりゃもう怖い。
水は濁っているし、鮫はあっちゅうまに現れる。スリル満点。
この人は死ぬ死なないという予想も当たったり外れたり。
どういうオチになるのかと思ったら、そう来ますか。
 
ミア役のソフィー・ネリッセは『ギリーは幸せになる』(2016)のギリー。
ブーたれた顔がギリー役に合っていたし、この役にも合っています。
ちなみに、ニコール役のシスティーン・スタローンはシルヴェスター・スタローンの娘だそうで。
 
観たら夢でうなされそうなホラーというわけでもないですから、
ちょっと涼しい気分になりたい人、いかがですか。

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