友人夫婦とNGK→晩ごはん→まっすぐ帰ってもよかったけれど、せっかく午後休を取ってなんばまで出てきていたので、
友人夫婦と別れた後、なんばパークスシネマにも寄って映画をせめて1本だけは観ることにしました。
何本か選択肢があったところ、『ラブ・アクチュアリー』の4Kデジタルリマスター版に決定。
日本公開20周年を記念してこのたびの公開に至ったようです。
DVDも持っているのですが、劇場で観たのちに買ったことに満足して家では一度も観ていません。
好きだったからこそ買ったにもかかわらず、話の内容をほぼ覚えていないとは。(^^;
落ちぶれたロック歌手を演じるのはビル・ナイ。
かつてのヒット曲をクリスマス仕様にしただけの新曲を歌わされるのが面白くない。
生放送で放送禁止用語も叫びまくって、長いつきあいのマネージャーはハラハラドキドキ。
ヒュー・グラントが演じるのはまだ若い英国首相。
独身だから別に誰とつきあおうが問題はないけれど、自分の担当になった秘書ナタリーに恋をする。
出演していることを忘れていましたが、いけ好かない米国大統領役でビリー・ボブ・ソーントンが。
会社社長の夫は、女性新人社員に色目を使われ、まんざらでもない様子。
それに気づいた妻から釘を刺されたのに、ふらふら浮気してしまいそうになります。
妻を亡くしたばかりの男を演じるのはリーアム・ニーソン。
妻の連れ子とふたりきりの生活を送ることになり、どうすればいいか戸惑っています。
部屋にこもりっきりの小学生の息子は母親がいないことを悲しんでいるのかと思いきや、
片想いをしている相手がいて、そのせいで悩んでいると言う。
と、挙げればキリがないほどたくさんの登場人物による群像劇です。
この20年の間にこの世を去ってしまった人もいます。
たとえばアラン・リックマン。70歳にもならないうちに死んじゃいましたもんね。
逆に、リーアム・ニーソンの義理の息子を演じたトーマス・ブロディ=サングスターはもう34歳。
昨年には結婚して、俳優としての道も歩み続けています。
恋人が自分の弟と浮気している場面に出くわしてしまった作家の役を演じたのはコリン・ファースでした。
彼が避暑に訪れた地で恋に落ちた相手はメイドのポルトガル人女性。
ふたりとも相手の母国語を学ぶ様子は微笑ましいものだけど、2週間かそこらで語学マスターって、無理はないか。
親友の結婚相手キーラ・ナイトレイへの想いを隠す男性役のアンドリュー・リンカーンがよかったですね。
ポルノ映画の男優と女優を演じるマーティン・フリーマンとジョアンナ・ペイジもよかったなぁ。
と、2度目の今回もまたあらすじを全部書いてしまいそうな勢いです。
こういう作品を観ると、本当に幸せな気持ちになる。リチャード・カーティス監督、ありがとう!