夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『パスワード:家(h0us3)』

2021年07月11日 | 映画(は行)
『パスワード:家(h0us3)』(原題:Hous3)
監督:マノロ・ムンギァ
出演:ビクトル・ゴメス,アナ・ベルトラン,ディアナ・ロッジ,ロク・エスキウス,ルーベン・セラーノ他
 
これもAmazonプライムビデオにて。
2018年のスペイン作品です。プライム会員なら無料。
 
大学時代を共に過ごしたメンバーが食事会を催すことに。
それぞれ自分の恋人たちを連れて郊外の別荘に集まります。
その光景は『おとなの事情』(2016)とそっくり。
 
しかし話の内容は最初から専門的。
なんてったって、メンバーは皆IT畑の人で情報処理にやたら詳しい。
最新テクノロジーの話ばかりで私にはさっぱりわかりません。
100分少しの上映時間中、3分の1どころか半分近くがそんな話。
 
全然ついていけないから無理かもと思いつつ頑張って観ていると、
話が進展して面白そうに。
 
メンバーの中でも特に賢いとおぼしき男性ラファが、
「拡張現実」のアプリをスマホにインストールしたのだと言う。
試しにそのスマホをテーブルの上に向けると、
そこにいま立っているペットボトルが倒れて写っている。
30秒後、なんとペットボトルが倒れたではないか。
 
どうしてそんなことができるのかと尋ねると、
ラファはウィキリークスのファイルを開けることに成功したらしい。
そこには30秒後の未来がわかるアプリがあったから頂戴したのだと。
 
集まったメンバーは驚愕。
ならばこのアプリのプログラムを解析して変数をいじり、
30秒よりもっと先の未来を見られないものだろうかと考えはじめます。
 
面白い話には違いないのですが、その論理が私には理解不能。
理系アタマのこういった分野に強い人であればきっと相当面白いはず。
理論的にこういうことは可能なのですか?

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