きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

白滝と牛蒡と豚こまの薄味煮

2015-04-25 | 煮もの

うまみを効かせ、なるべく薄味で炒め煮する


◆しらたき

 ・カットして茹でる

◆ごぼう

 ・細い乱切りにして晒す

◆豚こま

 ・ほぐしておく



 ・鍋にしらたきを入れて、軽く乾煎りして水分を飛ばす

◆サラダ油

 ・油をからめ、牛蒡と豚こまも入れて一緒に炒める

◆湯・酒・味の母・きび砂糖
◆めんつゆ・かつぶし(粉)(※たまたま2つ使ったけど、単独でもOK)

 ・10分ほど炒め煮して(蓋して)

◆濃口しょうゆ

 ・味をみながら炒め煮し(蓋して)

◆薄口しょうゆ・カイエンヌP

 ・煮汁が少なくなって、味がしみたら
 ・味をととのえて出来上がり


煮あがりの熱々のとこを供したら、とても喜んでいた

肴にもおかずにもなる、こってりも美味しいけど薄味もイケル

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韮と蒲鉾のごましお

2015-04-25 | 炒めもの

新鮮なニラとカマボコを、ごま油と中華味の塩で炒めただけ

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鶏と根菜のカレー・・・夕餉と朝餉

2015-04-24 | 汁・シチュー・スープ

ひきつづき買い物へ行かなかったので、野菜室には根菜類しかない
根菜類ならカレーライスしかないな~と、久しぶりに煮込む

といっても、ストーブは消えているのでガス火での煮込み
なので合計1時間ちょいの、スピード調理で仕上げてしまった

それでも美味しいのができた

◆玉葱・人参・大根・かぶれ菜(残りもん)・サラダ油・塩

 ・じっくり蒸らし炒めして

◆湯
◆かぶら汁・ポークチャップのソース(ともに残りもん)
◆ロイヤルマサラ(エスビー)
◆大蒜(丸のまま、煮えたら潰す)
◆ルウの煮込みペースト(ザカリー)

 ・灰汁を取りながら煮込み

◆カレールウ

 ・少しづつ溶かし煮込む

◆醤油・塩・千鳥酢

 ・味を調え

◆新じゃが(小粒)
◆鶏もも肉(薄味の塩鶏)・ガラムマサラ・カレー粉

 ・新じゃがは皮つきのまま半分に切り、蓋をしながらコンガリ油焼き
 ・鶏肉はカレー粉を揉みこみ休ませて、サッと炒める

 ・煮あがり20分前にカレーに加え、弱火で煮込む

◆無塩バター
◆味の素

 ・ちょっぴり味の素で旨みを補足してから、冷たいバターを落とし火を止める


.........っていうのを全行程1時間くらいで仕上げた、なので煮込み時間は40分くらい



・・・翌朝の目玉のっけライスカレー・・・





さてと、今日は買い物へ行ってこなくっちゃ、あと宅配野菜もいっぱい届くな


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ダイエット雑炊・粥べんとう・・・4月13日~24日

2015-04-24 | お弁当箱

・・・4月13日・月曜日・鶏と春菊のあんかけ雑炊・・・


◆出汁・冷凍スープ・ゆで鶏・春菊・白菜・葱・うすくち醤油・葛粉・ごはん

・・・4月14日・火曜日・たらこ白味噌がゆ・・・


◆出汁・西京みそ・塩・酒・たらこ・かぶ葉・白粥

・・・4月15日・水曜日・筍ミルク雑炊・・・


◆出汁・筍いりベシャメル・牛乳・塩コショウ・ごはん

・・・4月16日・木曜日・鶏と椎茸のお粥・・・


◆出汁・鶏むね肉のザンギ漬け・醤油・青ネギ(冷)・干し椎茸の粥

・・・4月17日・金曜日・あさり雑炊・・・


◆水・白だし・酒・塩コショウ・ねぶか葱・あさり御飯

・・・4月23日・木曜日・ミルク味噌雑炊・・・


◆冷凍スープ・かまぼこ・かぶれ菜・牛乳・鶏がらスープ・塩コショウ・五穀ごはん

・・・4月24日・金曜日・おとし卵の味噌雑炊・・・


◆水・白だし・手前みそ・満月卵のみそ・青ネギ(冷)・卵・胚芽米ごはん


・・・・・・・・でした。


お粥が入るよいうになったせいか、白っぽいのが多かったな~この2週間

いつものように拵えてるのに、多すぎたのか漏れちゃう日もあって
今朝は注意して「少なめ」に詰めといた.......................

陽気がよくなってくると、熱い雑炊やお粥も辛くなってくるかもしれないから
そうなったら、久しぶりに「ふつう」のお弁当が復活するかな

それとも「おにぎり弁」になるかな

パリパリ海苔のラップと、しっとり海苔の袋と、スタンバイOK


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糠さんま・人参しりしり・かぶら汁・・・夕餉

2015-04-23 | 晩ごはん

野菜がちょっとしかなかったんだけど、なんとか調えられた

「糠さんま」は、ららぽーとで仕入れてきた冷凍品で、北海道は「厚岸」のもの
解凍してみたら凄い鮮度でビックリした、塩辛くなく丁度いい塩梅で美味

「めかぶ」も冷凍品だから鮮度バツグン、いざってときは冷凍に助けられるな


◆ごはん(胚芽米)
◆かぶら汁

◆糠さんまのフライパン焼き(A エーウロコ)
◆きざみめかぶ(スプラウト・おかか醤油)

◆人参しりしり(※レシピ
◆ごぼうの炒めサラダ(※レシピ
◆小松菜のおひたし(ホースラディッシュ・醤油・粉かつぶし)


「小松菜」は何時ものように、「筋とり」してから湯がいたんだけど
青菜の灰汁が苦手だから水に晒すところを、今回は止めてみた

やっぱり水っぽくなって勿体ないから、笊に並べて冷ました
筋をとったせいか、灰汁はぜんぜん気にならず美味しかった

シギシギしたり、嫌いだった風味は「筋」だったのかな


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この夜は特別に、ごはんおかわりOKにしてやった(笑)
「糠さんま」も旨い旨いと大喜びだったし

糠漬けの魚といえば、「糠にしん」のほうが馴染み深いんだけど
この「糠さんま」は、釧路方面でかなり食べられているらしい

郷里の帯広とは、車で2時間くらいしか離れていないんだけど
うちのほうでは、そんなに頻繁には食卓へあがってなかった気がする

そもそも昔の糠漬けは、ものすごくしょっぱい保存食だったし

冷蔵や冷凍でかなり日持ちがするので、買っとくと凄く便利な魚の糠漬け
「へしこ」のようには発酵させてないので、万人ウケする味だと思う

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青唐辛子きゅうり・雑穀ごはん・・・朝餉

2015-04-23 | 朝ごはん・昼ごはん

今朝はオットが買ってきた「青唐辛子きゅうり」っていう漬物がメイン
かっらくって、とっても美味しかったらしい(アタシはまだ食べてない)


◆雑穀ごはん(胚芽米・黒米・赤米・たかきび・押し麦・小梅干し・にがり)
◆かぶれ菜のおつゆ
◆納豆(スプラウト)
◆青唐辛子きゅうり(岩手県紫波町・青三)
◆ウインナーの油焼き
◆人参しりしり(常備菜)


◆苺・ヨーグルト・珈琲

◆ミルク味噌ぞうすい(弁当)・清見



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



悲しい事故死のニュース、なんで男っつ~もんは大人しくしててくれないのかなぁ
結局さいごまで泣かされるのは女だ古女房だ、まったくも~しょうがないんだからっ

たしかあそこも夫婦2人だったはず、いやだな~ほんとに

やりたい放題やってとっとと逝ってしまう、あとに残されるのは女房のほう
やだな~ほんとに、もうちょっと「1人じゃない」んだってこと認識してほしい

大酒のんで身体を壊したり、食べまくって病気になったり、ムチャやって事故ったり
散財して借金こさえたり、転職して貧困になったり、浮気しといて帰ってきたり

注意したって説教したって哀願したって、ききゃ~しない

おなじことをおんなじ割合で、女(妻)のほうもやっていたとしたら、とっくに日本は崩壊してる

まったくも~、あまったれんのもいい加減にしてほしいな

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萩の月・かもめの玉子

2015-04-23 | 買ってきたもの

仙台方面ではお馴染みの土産菓子らしいけど、はじめて買ってきてもらった

アタシは「かもめの玉子」のほうが好みかな、美味しい
本当はもっとでっかくて、これは「ミニ」サイズなんだって



しっかし、1年前なら見向きもしなかった「菓子の土産」
ダイエットで禁酒して以来、すっかり甘党になって大喜びだ

なんとなく、味の好みもかわってきた気がする







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あい - 永遠に在り

2015-04-23 | 本と映画の話

文庫になったので読んだけど、読んでからずいぶんと日数が経ってしまった

高田さんのだから面白かったんだけど、読んでいてアタシは不思議な気持ちになる
物語の舞台が、自分のこととやけにリンクする、妙な臨場感がつき纏っていた

まず初めは房総の町、いま住んでる船橋からほど近い場所だ
次に移住する四国の徳島は、アタシの先祖のルーツの土地で
さらにそこから移住するのは北海道、最終目的地は郷里のエリア


主人公たちは実在の人物で、郷里エリアの町では有名な人らしけど
アタシはぜんぜん知らなかった、アタシが知っているのは「依田勉三」

この人は「帯広開拓の父」と呼ばれている人で、子供のころから繰り返し耳にしていた
だけどアタシはずいぶん長じるまで、二宮金次郎と同じグループにしていたが(笑)

びっくりしたんだけど、ずいぶん前に映画化されていたようで
しかも勉三役は北村一樹さん、好きな役者さんなので嬉しかった

◆新しい風 若き日の依田勉三(※これ

DVDを頼んでもらおう、また忘れてた(書いてて思い出す)

※依田勉三ウィキ

 ※余談だけど、ウィキの中の下の方に書いてある「中島武市」とは、中島みゆきさんの祖父

自分にとっては有名な人だけど、どんな人なのか開拓にはどんなドラマがあったのか全く知らない
ただただ辛酸を舐めるような苦労をし、郷里を開拓してくれた「祖」であると認識してるだけ

そういう開拓者たちが、北海道の町々でがんばって下さったお蔭で今の私達がある

もうちょっとマジメに感謝して、歴史をちゃんと知らなきゃだめだなと
「あい」を読んでいて反省した、ありがとうござます高田さん...........


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苺シロップ

2015-04-22 | もつもの

毎年恒例になってきた、苺のシロップとり
今年も小粒苺が出てきたので、拵えてみた

1日ほど砂糖漬けにした苺も美味しいのだけど、さらにもっと長く漬け込んで
苺からエキスを絞りきってしまうと、まっかで美味しい苺シロップが出来あがる

このまま冷蔵して、梅雨や猛暑の清涼剤に、苺水、苺ソーダ、氷いちご........



きれいなのがガラス瓶1本ぶんとれた

◆苺(小粒)
◆グラニュー糖(今年はザラメも使った)
◆レモン(今年は八丈島のオレンジ色のレモン)

 ・だいたい砂糖は苺の8割くらいの重量
 ・琺瑯などの酸に強い鍋に、苺を入れて砂糖をかけ
 ・レモン1個を絞りいれ、そのまま入れてしまう(途中で取り除く)
 ・かるく煽って砂糖を苺にまぶす
 ・そのまま3日間ほど放置する(ときどき混ぜたり、鍋をゆすったりして砂糖を溶かす)

※砂糖が溶け、苺が小さく縮み、シロップが上がりきったな?と思ったら完成



 ・濾す
 ・清潔な瓶に詰め、冷蔵保存する

※たぶん3ヶ月くらいは余裕で大丈夫だと思う

うちのシロップは加熱しません、お水も1っ滴も入ってません
フレッシュ極まりない、美味しい苺シロップ..............

残った苺は、ジャムにしたり、冷凍して保存しアイスクリームなどに展開できるけど
正直、エキスがでっきっちゃってるんで、あんまり美味しくないです

ちなみに、シロップを煮詰めると透明で美しい「苺ジェリー」にもなります



炭酸割りしてお味見.......う~ん、すんごく美味しい苺水!

ピクニックへ行きたくなるような味

苺シロップと、ソーダやミネラルウォーターを持ってって
こういうガラスの保存瓶で、気取らずザックリ楽しみたいような味

そよ風にふかれながら、原っぱで飲みたいなぁ




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





今日の天気予報は大はずれ、また午後から降ったり止んだり、深夜になってやっと上がる

ぶじに出張から帰ってきたんで、今夜からまたごはんづくり

メールで「今夜は飲みません、ゆうべ牛タンだったので肉以外で・・・」と
出張先から届いていたんで、はいはいカシコマリ~と6持まで悠長にかまえ
さてとっと野菜室をあけたらスッカスカだった、うげ~忘れてたぜ

それでも何とか、あるもんで美味しいのが拵えられたからセーフだけど


梅の先行予約のお知らせメールが届く

もうはやそんな時期?と焦ったけど、よ~く考えたら来週末からGWだった
あいかわらす時間の経過が速すぎる、このぶんだともうすぐお迎えが来そうだ

読む料理本も、梅関連や夏料理へと移ってきた

まだ春野菜だし春料理全盛なんだけど、梅雨と夏が楽しみすぎて予習復習してしまう





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蕪のおつゆ・かぶれ菜のおかか炒め・・・朝餉

2015-04-21 | 朝ごはん・昼ごはん

今朝はオットのリクエストで目玉焼き

◆ごはん(胚芽米)
◆蕪のおつゆ
◆納豆
◆うめぼし(2013年製)
◆かぶれ菜のおかかいため(福島産)
◆目玉焼き
◆かまぼこの油焼き

◆苺・ヨーグルト・珈琲

東北出張のためお弁当は休み






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豆苗と竹輪のラー油がけ

2015-04-21 | 肴・魚

◆ちくわ・・・2本
◆豆苗・・・3分の1束
◆ラー油・・・適量

 1・・・ちくわは、縦に開き横半分に切る
 2・・・豆苗は、柔らかい葉先だけを切り落とす
 3・・・ちくわに豆苗をはさみ、ラー油をかける

◆人数・・・1人分

◆調理時間・・・3分

◆ポイント・・・豆苗は生のまま

みんなの“簡単おつまみ”を大募集!
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ちぎり蒲鉾

2015-04-21 | 肴・魚

◆かまぼこ・・・3分の1本
◆練りわさび
◆青じそ

 1・・・かまぼこは板から外し
 2・・・一口大にちぎる
 3・・・盛りつけて、わさびを添える

◆人数・・・1人分

◆調理時間・・・1分

◆ポイント・・・切らずにちぎることで、ムチムチした食感が楽しめる

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器の手当て

2015-04-21 | 好きなこと

最近のアタシの遊び、欠けた食器の修繕あそび

といっても本格的な「つぎ」なんかじゃなくて
パテと漆でちゃちゃっと直したもの

蛇口なんかにぶつけて作ってしまう、ちっちゃな欠け(チップ)の修復で
食用を意識した材料じゃないので、あくまでも端っこの小さな欠け専門

パテと紙やすり、漆のチューブと薄め液と洗い液、細筆と小皿、材料はこれだけ


整理術で話題の人が言っていた、捨てるか捨てないかを決める基準
「ときめくかときめかないか」、って聞いた時には心底おどろいた

だって「ときめかない要らないもの」なんて、アタシは1個も持っていないから

捨てる時は捨てるしかなくなったもの、しかない

パッカリ割れちゃったり、粉々になったりしたら諦めもつくんだけど
小さなチップだけでは、大切な「ときめくもの」だけにとっても捨てられない

だけど危なくて使えないし、なんとなく欠けてるのは縁起が悪い気がして
オットには絶対に使わないし(運気さがったら困る)、出番がなくてものすごく可哀想

それでこうやって修繕してやろうと思いついた


先日陶器屋さんで、買おうと思った盃が欠けていて、かわりを探したんだけど最後の1個で
仕方がないから違うのを買った、その時おかみさんが、欠けに砥石をかけて丸くなったのをくれた

その手があったか~と気づいて馬鹿みたいにおかみさんに、それどこに売ってるの?と聞いてしまった
「金物屋さん」、そうだよね金物屋だよね、言ってしまってからカ~ッと恥ずかしくなった

だけど包丁用しか探せなくて、だったらいっそのことパテで埋めちゃうか?と思って

なかなか楽しい


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きえもの日記・・・読み終わって

2015-04-21 | 本と映画の話

もったいなくてノロノロ読んでたんだけど、とうとう終わってしまった

はぁ.....すごかったな、ものすごい臨場感だった

半年前に夢中になってみていたドラマを、今度はフードチームの高山さんの目を通して
TV画面の真正面からではない、裏から陰から隙間から遠くから、横から上から下からと
現場にいなきゃ、ぜったいに見られない「風景」を見事に描き切ってくれていた

味や匂いのほかに、暑さとか湿気とか寒さとか雨とか風とか夕日とか夕闇とか
たっくさんのスタッフ達が動き回る活気とか、役者さん達が真剣に演じてる様子とか

そんな生々しいものを、グワングワンと書きこんでくれていた

そして、オファーが来てからクランクアップするまでの怒涛の数か月間を
必死に駆け抜けたその季節を、ドキュメンタリーを超えたひとつの物語として

ばっちし描き切っていた

「だからインスタントラーメンは、ぜったいにおいしすぎちゃあいけない。」で、日記が完結したとき
アタシの頭の中にはエンディングの音楽が流れはじめ(それは意外とアップテンポな曲で)
画面には、高山さんとまわりをとりまく登場人物たちが、生き生きと生き抜いている姿が次々と映り

これからも前をむいてぐんぐん進んでいくんだろうな~と、そんなふうな終わり方なので
涙がとめどもなく流れ感動している自分がいた、ドラマか映画を1本見終えた充実感だった

はずれがないな~高山本はっ


アタシのパソコンのトップ画面は、「昨夜のカレー、明日のパン」の法事料理を
TV画面から写し撮ったものを使っている、なので毎日みている.................

あのとき食い入るように見ていた料理たちの、生い立ちや意味や本当の姿が本の中には書いてある

印象深かった「卵かけごはん」の食べ終わったあとの空のお茶碗や、パワースポットのショーケースの中
シュウマイの正体、氷に流れたものの意味、お弁当の行方........................

最後の木皿さん達との対談も興味ぶかかった、またこのコンビで何か撮ってほしい、ぜひ




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ブルージャスミン

2015-04-21 | 本と映画の話

※公式HP

コミカルなのかと思ったら、ラストはけっこ~シリアスだった
監督はだれ?と見終わってから調べたら、ウッディアレン........

苦手な監督なんだけど、これは面白かったかも


NYおセレブ妻が、夫の逮捕と自殺で一文無しへと転落し
どうしようもなくなって、田舎の妹宅へと身を寄せる

しかし現実を受け入れられず、いつまでも夢をみて
周囲の人間とは軋轢を生み、おセレブ生活は叶わず

ますますどん底へと落ち、精神を崩壊させていく


ここまで極端じゃないにしても、こういう人っていっぱいいると思う
金持ちから貧乏、ってパターンじゃなく、その逆のが..........

間違った向上心の持ち主っていうのか、己を過大評価し
分不相応な欲望をもち、だからって努力の欠片もなく

ひたすら他人(男)をアテにして、物欲と虚栄心を満足させようとすることだけが
人生の目的であり生甲斐のような、クソみたいなくだらない人間(女)貧乏くさい人間

うんと庶民的で規模はしょぼいもんだけど、そういう人っていっぱいいる
そんで、当然ながら希望通りになるワケもないから、どんどん落ちぶれ事態は深刻の極みとなり
色んな意味で「にっちもさっちも」いかなくなって、精神病になるか惨めな暮らしになるかその両方か

いっぱいいる

正直、あ~なったらお終いだなと軽蔑しながら生きている


そういう情けない女が描かれているんだけど、最後の最後で
彼女の崩壊の理由には、ちっとは「愛」も含まれていたんじゃないかな~と
富みや権力の喪失だけじゃなく、愛を失ったことが大きかったんじゃないかな~と

ちょびっとだけ希望をもった


いや、違うかっ


ラストの、狂った女の顔が、いっきに老け込んだものになっていたのは怖かったな

中年以降になると、おもっきり内面や暮らしぶりが容姿に現れる

いつまでも若く美しくいたいのなら、化粧品やサプリやエステの前にやらなきゃならない事がある
ましてや整形したってんだけじゃ~不気味になるだけで、そんな化けもんがTV画面に溢れていて怖い

整形は否定しない、それを否定したらお化粧やパーマやマニキュアだって否定しなきゃなんない
だけどイヤなのは、なんであんな「変な顔」にしちゃうのか?ってところ、気持ち悪いよ、怖い

唇から頬からぼんぼんに腫らし、目ん玉が飛び出そうなくらい目頭は深く切れ、くっつけたみたいなおっかない鼻っ柱
不自然な二重まぶた、異様なひきつり、テカテカな額や頬、誰だおまえ?ってなくらい原型をとどめない人もいる

それで美しいってんなら分かるけど、どうみたって醜くなってる人のほうが多い
なのに美の伝道師なんかやってる、私の美容法なんて紹介したりして

どういう目で見られてんのかお気づきじゃない、怖い、壊れてる
虚栄心のなれの果て、って感じがして、見ててつらいわ

芸能人たちよ、せめて【名医】にやってもらってくれ

でも無理か~、エステの女社長がでぶっでぶに太ってるんだからな
人に勧める前におめぇ~が痩せろって、誰かに言われたことないんだろうか






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