心の花園 ( 40 )
燃ゆる想い
過ぎ去った出来事は、いくら懐かしんだとしても、もう思い出に過ぎない。
そのようなことは、わざわざ指摘されなくとも、よく分かっている。
しかし、あの、煮えたぎるような心のときめきも、すべて過去という闇の中に消えてしまったというのか・・・。
心の花園に、真っ赤な「サルビア」が咲きそろっています。
真夏を思わせるような真っ赤な花の絨毯は、エネルギッシュで逞しさを感じさせてくれますが、同時に、なぜか遠い日の原色に輝いた思い出を、ほろ苦い味と共に浮かび上がらせてきます。
「サルビア」と私たちが呼んでいるものは、たいてい「サルビア・スプレンデンス」というブラジル原産のものです。真っ赤な情熱的な花色が一番の特徴ですが、改良された園芸種には、紫・ピンク・白など多彩な花色が生まれています。
「サルビア」はシソ科サルビア属の草木ですが、全世界には五百種とも千種ともいわれるほどの種類があるようです。
わが国でよく見られる園芸種でも、「ブルー・サルビア」と呼ばれる青色のものは「サルビア・フアリナセア」という北アメリカ原産の種類です。
また、花がややまばらで鮮やかな緋色がすばらしい「サルビア・コッキネア」という種類は、南アメリカが原産です。
「サルビア」には多くの花言葉が付けられています。「家族愛」「知恵」「エネルギー」などがありますが、真っ赤なサルビアには、やはり「燃ゆる想い」という花言葉が一番似合うように思われます。
しかし、時には「燃ゆる想い」に浸るのも悪くはありませんが、「家族愛」という花言葉があることも、くれぐれもお忘れになりませんように。
燃ゆる想い
過ぎ去った出来事は、いくら懐かしんだとしても、もう思い出に過ぎない。
そのようなことは、わざわざ指摘されなくとも、よく分かっている。
しかし、あの、煮えたぎるような心のときめきも、すべて過去という闇の中に消えてしまったというのか・・・。
心の花園に、真っ赤な「サルビア」が咲きそろっています。
真夏を思わせるような真っ赤な花の絨毯は、エネルギッシュで逞しさを感じさせてくれますが、同時に、なぜか遠い日の原色に輝いた思い出を、ほろ苦い味と共に浮かび上がらせてきます。
「サルビア」と私たちが呼んでいるものは、たいてい「サルビア・スプレンデンス」というブラジル原産のものです。真っ赤な情熱的な花色が一番の特徴ですが、改良された園芸種には、紫・ピンク・白など多彩な花色が生まれています。
「サルビア」はシソ科サルビア属の草木ですが、全世界には五百種とも千種ともいわれるほどの種類があるようです。
わが国でよく見られる園芸種でも、「ブルー・サルビア」と呼ばれる青色のものは「サルビア・フアリナセア」という北アメリカ原産の種類です。
また、花がややまばらで鮮やかな緋色がすばらしい「サルビア・コッキネア」という種類は、南アメリカが原産です。
「サルビア」には多くの花言葉が付けられています。「家族愛」「知恵」「エネルギー」などがありますが、真っ赤なサルビアには、やはり「燃ゆる想い」という花言葉が一番似合うように思われます。
しかし、時には「燃ゆる想い」に浸るのも悪くはありませんが、「家族愛」という花言葉があることも、くれぐれもお忘れになりませんように。