『 円安進む 』
円安が 止まらない
円高に 泣いた時代もあったが
遠い昔のことに なってしまった
対ドル相場で 円が弱いのは
経済成長力や金利差で 納得できるが
現状は ドル高ではなく 円の独歩安と思われる
再び 為替介入の 噂もあるようだが
わが国ほどの 経済基盤を持ちながら
再三の 政府(中央銀行)による介入は 恥ずかしい
経済力の強化が 最も重要だが
とりあえずは 金融政策の変更が 急がれる
のでは ないだろうか
☆☆☆
『 私の場合は 甘酸っぱい味付けをしてくれたように思うのですが、今 悲しみのどん底にある人も、きっと時間が何かを与えてくれるような気がするのです。』
悲しみのどん底にある人に接する機会も何度かありました。
それなりの悲しみにぶちのめされたこともありました。
おそらく、ただ今現在、悲しみの渦中にある人もいることでしょう。
拙い私の経験を述べさせていただくとすれば、その方の悲しみは時間が拭い去ってくれるほど軽いものではないのでしょうが、悲しみの中にあっても 自分をも包み込んで流れて行く時間というものは、やはり、私たちに何らかの作用を与えてくれるように思われます。私の場合は 甘酸っぱい味付けをしてくれたように思うのですが、今 悲しみのどん底にある人も、きっと時間が何かを与えてくれるような気がするのです。
( 「小さな小さな物語」第十一部 NO.633 より )