節分の前夜に立てたというヒイラギイワシ。
天理市藤井町に住むN家で拝見した。
ヒイラギには棘がある。
鬼の目を刺すとされる。
イワシは臭いから鬼が近寄らないという考えから門屋、玄関、納屋など戸口に掲げて鬼封じする魔除けのまじないである。
旧家では、ごく普通に見られる風習である。
立ち寄った天理市藤井町の民家でもそうされていたのである。
ご夫人の話しによればヒイラギイワシは2日の夜に刺して飾ったと云う。
イワシは焼きイワシの頭だけだ。
胴体の身は食べたのかどうか聞きそびれたが、3日はフクマメを神棚に供えたと話す。
その日の夕方は、氏神さんの三十八神社に出かけた。
一合枡に盛ったフクマメを持っていった。
家族の人数分のフクマメは拝殿に撒いた。
「オニワウチ フクワウチ」と云いながら撒いたと云う。
それから歳の数を数えて、撒いたフクマメを拾って帰った。
村人それぞれがやってきて、同じようにそうしていると話す。
家に戻れば「オニワウチ フクワウチ」と云いながら玄関、座敷へ撒いたと云う夫人の話し。
できれば取材をお願いしたいものだ。
(H26. 2. 4 EOS40D撮影)
天理市藤井町に住むN家で拝見した。
ヒイラギには棘がある。
鬼の目を刺すとされる。
イワシは臭いから鬼が近寄らないという考えから門屋、玄関、納屋など戸口に掲げて鬼封じする魔除けのまじないである。
旧家では、ごく普通に見られる風習である。
立ち寄った天理市藤井町の民家でもそうされていたのである。
ご夫人の話しによればヒイラギイワシは2日の夜に刺して飾ったと云う。
イワシは焼きイワシの頭だけだ。
胴体の身は食べたのかどうか聞きそびれたが、3日はフクマメを神棚に供えたと話す。
その日の夕方は、氏神さんの三十八神社に出かけた。
一合枡に盛ったフクマメを持っていった。
家族の人数分のフクマメは拝殿に撒いた。
「オニワウチ フクワウチ」と云いながら撒いたと云う。
それから歳の数を数えて、撒いたフクマメを拾って帰った。
村人それぞれがやってきて、同じようにそうしていると話す。
家に戻れば「オニワウチ フクワウチ」と云いながら玄関、座敷へ撒いたと云う夫人の話し。
できれば取材をお願いしたいものだ。
(H26. 2. 4 EOS40D撮影)