先だって訪れた際に食べてみ、と云われて口にしたヒダラの酢漬け。
思うほどの酸っぱさもないヒダラ。
どれくらいの日数を酢漬けしたのだろうか。
ヒダラは干して作った鱈の半身。
堅くもなく解けるような口当たり。
一口食べて、これは酒に合うと思った。
この日も訪れた奈良市旧都祁の白石町の辻村商店。
店主が持って帰りな、と袋に詰めてくれた干物のマダラ。
お店が仕入れた北海道産の真鱈の干物。
干物マダラを縮めて「ヒダラ(干鱈)」と呼ぶのだが、これは天日吊るし干し。
それとも一夜吊るし干し・・。
ネットをぐぐってみたら、すきみたらとか塩たらとも・・。
さて、これをどうしたら、上手く作って、美味しくいただくことができるのか。
店主が云うにはヒダラに塩がある。
干す際に塩を塗すようだ。
その塩抜きが要る。
丸々半身のままでも塩抜きはできるが、この前にいただいたような形にすれば、器もコンパクトになって抜きやすい。
手で細かくとはいかないまでも、引き割くようにしたほうが食べやすいだろう。
店主がいう水抜きは、水道蛇口を捻ってちょろちょろ出したままにする。
30分程度、ずっとちょろちょろ流し続けていたらアクは流れて落ちる。
そんな風に言われた塩抜き。
水切りしたヒダラは器に入れて酢に漬ける。
甘酢で、と思ったが、それは云われなかったので一般的な酢で漬けた。
たっぷり浸みこませたら味がでる。
浸かり具合でヒダラも柔らかくなる。
ひと手間かけたら旨みも出る。
食べごろはいつなのか。
保冷容器にもなるタッパーウェアに入れて冷蔵庫保管。
いつでも食べられるように保存するヒダラの酢漬け。
食べたいときに取り出して食べればいい。
大方の作り方を伝えて作ってくれた家人。
こんなん、よう食べられん、とでもいいそうな顔で調理してくれた。
漬けてから数日後に食べたが、味的には思っていたよりも酢の感覚がない。
甘酢に切り替えたいと思いつつそのまま冷蔵庫行き。
どれくらいの日にちが経ったのだろうか。
蓋を開けてみれば酢の香りはまったくしない。
むしろおかしな匂いがする。
腐った、とまではいかないが、そんなような感じに近い。
これは漬け汁の切替えをすべき状態と判断して、漬け汁のすべてを捨てた。
ヒダラに浸っている水分もできる限り絞り出す。
今度の漬け汁は、㈱日本自然発酵の“おいしい酢”の名で売られている甘酢である。
我が家の酢料理のほとんどがこの「おいしい酢」である。

それをどぼどぼと投入した。
すぐに食べるのではなく、3日ほど経過したときに冷蔵庫から取り出して食べてみた。
これは美味い。
鋭い酢もあるが、味覚的には甘酢。
どっぷり浸かったヒダラが美味しい。
日本酒が欲しくなる味になったのが嬉しい。
(H30. 7.20 B932SH撮影)
(H30. 7.21 SB932SH撮影)
思うほどの酸っぱさもないヒダラ。
どれくらいの日数を酢漬けしたのだろうか。
ヒダラは干して作った鱈の半身。
堅くもなく解けるような口当たり。
一口食べて、これは酒に合うと思った。
この日も訪れた奈良市旧都祁の白石町の辻村商店。
店主が持って帰りな、と袋に詰めてくれた干物のマダラ。
お店が仕入れた北海道産の真鱈の干物。
干物マダラを縮めて「ヒダラ(干鱈)」と呼ぶのだが、これは天日吊るし干し。
それとも一夜吊るし干し・・。
ネットをぐぐってみたら、すきみたらとか塩たらとも・・。
さて、これをどうしたら、上手く作って、美味しくいただくことができるのか。
店主が云うにはヒダラに塩がある。
干す際に塩を塗すようだ。
その塩抜きが要る。
丸々半身のままでも塩抜きはできるが、この前にいただいたような形にすれば、器もコンパクトになって抜きやすい。
手で細かくとはいかないまでも、引き割くようにしたほうが食べやすいだろう。
店主がいう水抜きは、水道蛇口を捻ってちょろちょろ出したままにする。
30分程度、ずっとちょろちょろ流し続けていたらアクは流れて落ちる。
そんな風に言われた塩抜き。
水切りしたヒダラは器に入れて酢に漬ける。
甘酢で、と思ったが、それは云われなかったので一般的な酢で漬けた。
たっぷり浸みこませたら味がでる。
浸かり具合でヒダラも柔らかくなる。
ひと手間かけたら旨みも出る。
食べごろはいつなのか。
保冷容器にもなるタッパーウェアに入れて冷蔵庫保管。
いつでも食べられるように保存するヒダラの酢漬け。
食べたいときに取り出して食べればいい。
大方の作り方を伝えて作ってくれた家人。
こんなん、よう食べられん、とでもいいそうな顔で調理してくれた。
漬けてから数日後に食べたが、味的には思っていたよりも酢の感覚がない。
甘酢に切り替えたいと思いつつそのまま冷蔵庫行き。
どれくらいの日にちが経ったのだろうか。
蓋を開けてみれば酢の香りはまったくしない。
むしろおかしな匂いがする。
腐った、とまではいかないが、そんなような感じに近い。
これは漬け汁の切替えをすべき状態と判断して、漬け汁のすべてを捨てた。
ヒダラに浸っている水分もできる限り絞り出す。
今度の漬け汁は、㈱日本自然発酵の“おいしい酢”の名で売られている甘酢である。
我が家の酢料理のほとんどがこの「おいしい酢」である。

それをどぼどぼと投入した。
すぐに食べるのではなく、3日ほど経過したときに冷蔵庫から取り出して食べてみた。
これは美味い。
鋭い酢もあるが、味覚的には甘酢。
どっぷり浸かったヒダラが美味しい。
日本酒が欲しくなる味になったのが嬉しい。
(H30. 7.20 B932SH撮影)
(H30. 7.21 SB932SH撮影)