マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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急(せ)いてはことを仕損じる

2021年11月12日 10時18分06秒 | いどう
迂闊な行動をしてしまった。

慌てていたときに限って失敗する。

ハンドルをきり損なったわけではない。

村の中の道に極めて狭い通りの向こうにおられる住民に手渡したい写真展図録がある。

焦っていたと思える行動は視野を狭める。

何度も通っていた狭い道。

慣れてしまったときに発生した気のゆるみが、乗っていた車体を損傷させた。

その狭い道は、短い距離に右折れ、左折れするL字型クランクが2度も。

初めて通ったときはゆるゆる運転。

L字型クランクの短い距離はおよそ3m。

時速2kmも満たない速度でハンドルをきる。

それくらいの低速なら速度なんていわないだろう。

クランク、クランクを繰り返して通り抜ける。

その狭い道に片側は民家の高い塀。

運転席から見える位置にある。

反対側の助手席側は超低いブロック。

損傷した傷痕でわかるように低い位置にある。

タイヤよりも低い位置にあるブロックは2段重ね。

そこに当たってすり抜ける音はゴリゴリ・・・。

あーやってもうた。

すぐさま車を停めてみた損傷部分。

スライドドアが可動できるのが幸い。

傷痕だけでなく、凹みもある。

気分はすでに凹んでいる。

図録を手渡したい取材先の男性。

ゴリゴリ、ガリガリ音が聞こえただろう。

この日は、大淀町大岩にて初の対談に民俗行事を語らう場にいた。

食事を済ませて向かう行先は、明日香下平田に田原本町佐味を経て田原本町矢部まで。

それぞれの地域に住まいする人たちが大切に育てたカンピョウ干し。

その一部をとらえた映像を取り上げ、「私がとらえたやまとの民俗」として紹介した図録を手にして車を動かした。

その途中にゴリゴリ擦ってしまった自損事故だった。

(R2. 2.24 SB805SH撮影)