マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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来来亭斑鳩店のらーめん+リ・オープン記念イベント餃子

2022年03月08日 09時40分08秒 | 食事が主な周辺をお散歩
ぶっちゃけ来来亭の入店は初である。

走行中に目につく黄色い建物に目立つ看板の「来来亭」。

創業が平成9年だから、もうかれこれ23年にもなる。

ラーメン好きな長男が大好きなラーメン。

友人たちと揃って食べに行ってたラーメン店の一つが来来亭。

ようまぁ飽きもせずに、行ってくるわ、の言葉だけを家に置いていって・・・。

奈良だけでなく、出かけた先の大阪以外に和歌山にも。

京都、兵庫、滋賀、三重にもあるある黄色い建物。

こんなに店舗があるんやと思うだけで入店する機会はなぜか、ない。

ちなみに来来亭の第1号店は滋賀県の野洲店のようだ

門戸を叩いてくれたのは5月末に入っていた朝刊新聞の折込チラシ。

真っ赤なチラシですぐにわかった来来亭斑鳩店。

入店はしたことのない店舗であるが、場所はすぐに思い出せる地域範囲内。



来来亭斑鳩店は、なんでも6月3日がリ・ニューアル。

そのチラシにあったサービス券は1人前餃子が無料。



捨てるには惜しいイベントサービス券を利用する日はいつにするか。

この週に行きたい、と家人に申し出ていたらやっと許可が下りた。

と、いうのもこの日もおふくろの見舞い日。

買い物もあるついでに出かけようと、いうことだ。

到着した時間帯は正午の午後12時45分。

ひる飯時間帯を避けたつもりで来たがほぼ満席だった。

この日は土曜日。

家族連れが多いように思えたこの日は、都道府県をまたぐ禁足令が解かれた翌日である。

平日期間であれば客層は異なると想定できる国道24号線沿いにある食事処。

近くに大評判の三つ葉ラーメン店はあるが、行列には参加したくない。

その点、来来亭は全国に拡がる216店舗もある繁盛店。

奈良県内だけでも9店舗。

駐車場完備の来来亭は利用しやすい位置にあるようだが、気をつけていないと定休日に出かけてしまう。

案内された席は隣客との接触を避けるための透明仕切り板を施していたカウンター席。



家族連れはみな座敷型の食卓テーブル。

靴を脱いで上がれる食卓型に境目の仕切り板がないのは何故・・。



さて、何を注文するのか。

かーさんが注文するラーメンは予想できていた。

たぶんにアレだろうと推定していた味玉。

見事に当たった810円の味玉ラーメン。

私はシンプルに700円のラーメン。

いずれも税込み料金である。

店員さんにこれっ、と指さした2品のラーメンに麺の硬さを問われて、私は硬めにかーさんは普通。

いつもとおりの注文にそれ以上の質問はなかった。

聞いて欲しかったにんにくの量。

それは後ほどにわかる。

ところでメニューリストにあるラーメンの単品価格が700円。

その上に書いてある「定食 追加料金なし」の文言。

これってなぁに。他のラーメンなら定食に+80円とか、110円、170円の追加料金が書いてある。

が、“定食”そのものがわかってないからどうしたもんじゃ。



それはともかくリニューアルオープン記念イベント餃子である。

お一人さまごとに310円の餃子を大サービスは、いつ頼めばいいのか。

店員さんに尋ねたら、「今です!」とねっ。

イベント券は支払いのときに提出いただければ無料になります、と。

了解して、頼んだ餃子は6個入り。



2人前を一皿盛りにしてくれたけど、仕切り板が邪魔で家族二人は食べにくい。

別皿をもらってそこに半分分け。



タレはお店に置いている餃子のタレにラー油は口に合わせてご自身で調合。

懐かしいこの方法は、ビジネスマン時代に度々どころかほぼ毎日のように仕事明けの時間帯に食事していた餃子の王将もしくは居酒屋百番だった。

注文してから3分後。

なんとまぁ、早い配膳に驚いた。



横から見ればミニサイズのように見えたラーメン椀。

なんの、なんのたっぷり盛ったラーメンに豚の背脂が泳いでいる。

これは特徴の来来亭ラーメン。

一口食べて、こりゃ醤油味。

だだ辛いのではなくあっさり系の醤油味。

しかもコクのある醤油味にストレート麺。

スープとともにずるずるっと喉の奥に吸い込まれる。

味はシンプル。

中華そばの味でなくてよかったというかーさんの味覚はまんざらでもなかった。

食べ終わってから口にしたスープはラーメンとちょと違う。



味玉ラーメンの方がもっとコクがり、旨味がぐんとくる。

醤油味は後ろにつく味遣いの味玉ラーメン。

なんでこんなに味が違うのでしょうか、と聞いてみたい。

それは嫌味ではなく、口に合った旨味をしりたいだけのこと。

食が益々、欲するラーメンに胡椒は必須。



ネギ山に振った胡椒はまるで雪山。

そんなことはないが、胡椒の香りが味をプラスする。

ラーメン屋さんに、もしも胡椒がなければ店を出ていってしまうだろう。

それほどに重要なポイントにつく胡椒の役目である。

一口、二口、三口・・・。

ずるずる食べるラーメンがうっんまい。

あっさり醤油味に背脂が活きている。

チラシにあった「京都風醤油味のスープにテレビ、雑誌でも大絶賛」とあるが、雑誌はともかくテレビで実際に見たことがない。

コマーシャルなのかわからないが、“評判”を映し出しているテレビ情報はどこで見られるんだろうか。

四口目からは味替えににんにくをお願いした。

目の前の置き場ににんにくはない。

別途、というか店員さんが動く中心どころのテーブルに置いてあるにんにく詰めの瓶。

配膳前に気づいたにんにく瓶の所在である。



適量が読めないから、テキトーに入れる。

瓶から掬うちっちゃなスプーン。

何杯入れたら、味増し増しになるだろうか。

大盛りが後々にコワイにんにく。

えーい、これくらいで良かろうと盛り〆。

ちゃちゃっと混ぜて四口目。

旨いなぁ。

至福の味に酔いしれて、箸が止まらない。

五口、六口、七口・・・。

たまらんくらいに旨い。



旨味たっぷりのスープは吸わなあかんし、麺も食べな・・。

この味で700円。

トッピングににんにくは必須。

なんと、背脂の量決めも最初の注文段階で伝えたらいいとあとでわかった。

次回の注文に伝えたい背脂増し増しの超多め。

ユニークなのは醤油味の量も決めることができるらしいが、それは勘弁してくれだ。

もう一つの願いもまた面白い。

なんと、チャーシューの種類が選べるらしい。

赤身か脂身か。

それを知っていたら脂身全開と云ってみたいもんだが・・。

残り少なくなったところでまたもや味替え。

テーブルにあった漬けもん甕のように思えた瓶になにかがある。

蓋を全開してみれば赤茶っぽいなにか。

たぶんに辛味のみそタレと判断してトッピング。

味替えには届かなかったこれはどうやら餃子のみそタレだった。

で、310円の餃子の味である。

この味、この食感に不味くもなく、美味くもない。

どちらかと云えば家庭的な味。

手作り餃子そのものだが、特徴のない餃子。

にんにくもニラも少ないように思えた来来亭の餃子。

次回は、ない。

そういえば来来亭にも有料のトッピングはあるが、ご贔屓にしているふくちぁんラーメン店よりもお高い。

量はわからんが、トッピング1品で百円超え。

めしやの追加のように料金がぐんぐん上昇する。

かーさんが目につけた無料トッピングに梅干しがある。

これは凄い。

ラーメン店に梅干し。

へぇ、と感心して1個を取り皿に移した。



意外と美味しい梅干し。

袋入り何個かわからないが、有料でお持ち帰りができる。

これこそ、いいね!である。

かーさんも美味いと云ってくれた来来亭。

時季は未定だが、これからも入店することだろう。

そのときのメニューは780円のこってりラーメンか塩ラーメン。

元気になりたい日は刺激のある880円の旨辛麺。

辛さ設定ができる愉しみがある。

味に量に満足した来来亭の支払いはレジ。

非接触型リーダーを供えたからペイペイは使えるが、カード差し込み型読み取り機は用意されていないからクレジットカード支払いはできない。

本日はスマホを持っているかーさんが一緒だからペイペイ支払い。

スマホ持っていない独り食事の場合はどうするか。

探してみたらnanacoカードがあった。

(R2. 6.20 SB805SH撮影)