先日ご注文の 前置きインタークーラーKIT 装着インプレッション
ABARTH595 COMPETIZIONE(180PS) オーナー様から
頂きました。
お~っ、艶消しのガンメタリック!
通好みの渋さが醸し出てます。
以前にスポーツサクションを注文させて頂いたのですが、その時から前置きインタークーラーが気になっていました。
多くのメーカーからアバルト用インタークーラーが発売されていますが、今までもクルマのカスタムに際し大きさ、派手さに惑わされないよう硬派な選択を心掛けてきたつもり…の私の目に止まったのはMT doracoさんのインタークーラーでした。
多くのメーカーのインタークーラーはバンパー開口部の全てを塞ぐ様なビッグサイズ。
メーカーにもよりますが純正と大差無さそうな複雑なパイピング、シリコンホースを多用した取り回し。
この小さなエンジンにそこまでのサイズが必要か?ラジエーターとクーラーの冷却部、インタークーラーと三層になる事でその他の性能が損なわれないか…色々と考えました。
インタークーラーの性能を使い切るにはなるべく距離の短いパイピング、なるべくシンプルな取り回し。エンジンにあったベストなサイジング。これらの条件に当てはまるのが唯一MT doracoさんのインタークーラーでした。
ディーラーでの取付け作業が終了したと連絡があり、急いで向かったディーラー担当者からの第一声が、Mさん!めちゃくちゃ速くなりましたよ!でした💦
早速走らせてみたのですが、鈍感な私にもはっきり分かる違いです。
ブーストの立ち上がりの速度は非常に速くトルクフル。
ブーストの立ち上がり、加速全てにおいて体感的には車が100kg以上軽くなった様な軽快感!
変わるもんですねー!
シンプルな取り回しと冷却性能の差による効率アップがこれほどまでの違いかと感動せずにはいられませんでした。
正直期待以上の変化で大満足です。
まだ近場のみの短時間の乗車でしたが高速でとばすのが楽しみです。
今後も魅力的なカスタムパーツの開発期待してます。
今後とも宜しくお願いします。ありがとうございました。
非常に的確なファーストインプレッション
有難う御座います。
そうなんですよ、人見知りで無口なMT-DRACO(笑
常に控えめなもんで・・・
古巣HKSの過給エンジンに対しての経験と知識そして歴史は
ただモノではないのですね。
創業者の長谷川浩之氏、ヤマハ発動機時代にあのトヨタ7の開発から
キャリアスタート。
その後排ガス規制対策の開発に飽き足らなくなり
地元富士宮にてHKSを創業。
オートレース用DOHCエンジン開発やレーシングエンジンの設計・開発。
アフターマーケット創成期に日産L型エンジン用の
ボルトオンターボKIT発売。
所謂チューニングマーケットの立役者と並行して
競技用エンジン設計・開発製造を行ってます。
因みに、MT-DRACO 前置きインタークーラー
そんなHKS創業者に30数年前に憧れてチューニングの世界に
飛び込んだ熟練エンジニア氏が開発・設計したパフォーマンスパーツです。
余談ですが、量産メーカー向けOEM試作段階でも一緒にお仕事してました。
受注製作の対応も実はこの熟練エンジニア氏自身が製作しております。
今回の装着時にマイナーなトラブルがありました。
IHI製タービンからギャレット製タービンに変更となり
取り付け部分の口径が微妙に異なりサクション部分のアルミパイピングを
一部別途製作対応しました。
ギャレットタービン 180ps仕様 の弱点ともいえる
パーシャルスロットルからのターボラグ解消にも
一役買ってくれると思います。
ご要望がありましたらあなたの為に端正込めて製作です。
mtakek9x1007@silk.ocn.ne.jp
Mobile 080-6689-9950