5月26日追記:
オリジナルホイール RS209 のお問合せを
いくつか頂いております。
アバルト&フィアット500用ホイールは
鋳造から鍛造ホイール等ここ最近はかなりバリエーションも
増えており様々な選択肢があるのでマーケットとしての
賑わいが増えているので喜ばしい限りです。
RS209 A&B 裂開鍛造ホイール
有名ブランドと幾つかのOEM商品がありますが
どうも皆様方は、同じ鍛造ホイールとして比較されているようですが
汎用車種別展開のマスプロダクションの金型鍛造と
文字通りのアバルト&フィアット 単一車種専用設計とは
様々な設計コンセプトが異なります。
8,000tプレス鍛造後に機械切削と裂開鍛造
金型鍛造との比較ですとより手間暇が掛かってますが
通常のスピニングとの比較ですと同じ設計の場合
強度・剛性は優秀で、特に横剛性が性能に左右する
リム末端部分はコーナリング性能に重要な要素となります。
ブレーキキャリパーでも同様ですが
金型鍛造処理後の表面感は少々鈍いだるさがあるので
MT-DRACOの場合製作精度を重視。
出来るだけ機械切削と面取り処理にてよりシャープな表面感に仕上げる
努力を行ってます。
トップカテゴリーのエンジンパーツと同様の考え方です。
機械切削に関しましてもコスト面の制約から
通常は垂直方向のみの切削ですが
RS209 A の場合スポーク表面・側面
更に裏面の軽減肉抜き。
この切削工程は通常品の3~4倍の時間が掛かっております。
グラム単位での追及を行った結果
他社金型鍛造との比較ですと約200gほど軽く仕上がり
17インチ単体重量は約6.8kgです。
今や幻?!
初期のRS209 A スポークと外周部分のブラックは
塗装ではなく硬質アルマイト処理を施しており
このお化粧だけでも通常の粉体塗装との比較ですと
10倍以上の経費が掛かります。
(現在は粉体焼き付け塗装に仕様変更してます)
真円度と工作精度は断トツの逸品。
5年・10年経過した時に汎用品との違いを
恐らくご理解出来ると思います。
おまけに往年のアバルトレーシングホイールへのオマージュ
4本スポークデザイン!
国内外のホイールで同様の性能と品質はまずお目に掛かれない逸品。
間違いなく My LAST SUMMER WINE!
お問合せは以下です
☟
mtdraco1919@gmail.com
080-6689-9950
2024年1月15日:
オートサロンで見かけたホイールのカットモデル。
3ピースの断面。
ワンピースの断面。
RS209 A&B
お判りですか?
スポークの厚みと胴中リムの厚さ。
限界まで攻めたオリジナルスペックです。
耐久性能は? JWL半径方向負荷テスト50万回転に対して
400%、200万回転試験をクリアしてます。
アバルト&チンクがリリースされた当時はそもそも適合鍛造ホイール自体が
存在していなかったのですがここ最近は各社頑張って鍛造ホイールの選択肢が
増えていることは嬉しい限りですが
そのいずれも汎用ホイール流用のインセットとPCD変更に対して
MT-DRACOは完全にアバルトとチンクの為の専用設計です。
4本スポークの由来は50~60年代のアバルトレーシングに装着されていた
カンパニョーロ&クロモドラをお勉強チェックしてみて下さい。
mtdraco1919@gmail.com
080-6689-9950
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