MT-DRACO

My Last Summer Wine
-『少年』の心を持つクルマ趣味人へ-

RS209A&B オリジナルスペック   ②

2024-05-26 17:25:12 | Falcone

 

5月26日追記:

オリジナルホイール RS209 のお問合せを

いくつか頂いております。

アバルト&フィアット500用ホイールは

鋳造から鍛造ホイール等ここ最近はかなりバリエーションも

増えており様々な選択肢があるのでマーケットとしての

賑わいが増えているので喜ばしい限りです。


RS209 A&B 裂開鍛造ホイール

有名ブランドと幾つかのOEM商品がありますが

どうも皆様方は、同じ鍛造ホイールとして比較されているようですが

汎用車種別展開のマスプロダクションの金型鍛造と

文字通りのアバルト&フィアット 単一車種専用設計とは

様々な設計コンセプトが異なります。

 

 

8,000tプレス鍛造後に機械切削と裂開鍛造

金型鍛造との比較ですとより手間暇が掛かってますが

通常のスピニングとの比較ですと同じ設計の場合

強度・剛性は優秀で、特に横剛性が性能に左右する

リム末端部分はコーナリング性能に重要な要素となります。

ブレーキキャリパーでも同様ですが

金型鍛造処理後の表面感は少々鈍いだるさがあるので

MT-DRACOの場合製作精度を重視。

出来るだけ機械切削面取り処理にてよりシャープな表面感に仕上げる

努力を行ってます。

トップカテゴリーのエンジンパーツと同様の考え方です。

 

 

機械切削に関しましてもコスト面の制約から

通常は垂直方向のみの切削ですが

RS209 A の場合スポーク表面・側面

更に裏面の軽減肉抜き。

 

この切削工程は通常品の3~4倍の時間が掛かっております。

 

グラム単位での追及を行った結果

他社金型鍛造との比較ですと約200gほど軽く仕上がり

17インチ単体重量は約6.8kgです。

 

今や幻?!

初期のRS209 A スポークと外周部分のブラックは

塗装ではなく硬質アルマイト処理を施しており

このお化粧だけでも通常の粉体塗装との比較ですと

10倍以上の経費が掛かります。

(現在は粉体焼き付け塗装に仕様変更してます)

 

真円度と工作精度は断トツの逸品。

5年・10年経過した時に汎用品との違いを

恐らくご理解出来ると思います。

おまけに往年のアバルトレーシングホイールへのオマージュ

4本スポークデザイン!

 

国内外のホイールで同様の性能と品質はまずお目に掛かれない逸品。

間違いなく My LAST SUMMER WINE!

 

 

 

 

お問合せは以下です

    ☟


mtdraco1919@gmail.com

080-6689-9950

 

 

 

 

2024年1月15日:

オートサロンで見かけたホイールのカットモデル。

3ピースの断面。

 

ワンピースの断面。

 

RS209 A&B 

お判りですか?

スポークの厚みと胴中リムの厚さ。

限界まで攻めたオリジナルスペックです。

耐久性能は?  JWL半径方向負荷テスト50万回転に対して

400%、200万回転試験をクリアしてます。

 

アバルト&チンクがリリースされた当時はそもそも適合鍛造ホイール自体が

存在していなかったのですがここ最近は各社頑張って鍛造ホイールの選択肢が

増えていることは嬉しい限りですが

そのいずれも汎用ホイール流用のインセットとPCD変更に対して

MT-DRACOは完全にアバルトとチンクの為の専用設計です。

 

4本スポークの由来は50~60年代のアバルトレーシングに装着されていた

カンパニョーロ&クロモドラをお勉強チェックしてみて下さい。

 

 


mtdraco1919@gmail.com

080-6689-9950

 

 

 


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