インターネットの負の部分、とりわけダークな殺人を見世物に変えるという薄気味の悪いお話。両腕を吊り下げられ、両足もくくられて硫酸が注入される。それは、ネット中継されアクセス数が多いほど死期が早まるという仕組み。
それらを探し出して摘発するネット犯罪捜査官ジェニファー(ダイアン・レイン)が、犯人を追い詰める。が、犯人に先を越されて自身がその生贄にされようとする。
頻発するネット犯罪、機密の漏洩、詐欺、脅迫などに警鐘を鳴らしているように見える。ダイアン・レインが、出演当時42歳か43歳だろうけど意外に老けて見える。生活の疲れというものが現れているように思われた。やはり女優は、美しく輝やいていないと価値が半減する。
監督
グレゴリー・ホブリット1944年11月テキサス州アビリーン生まれ。
キャスト
ダイアン・レイン1965年1月ニューヨーク生まれ。’02「運命の女」でアカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされ、’03「トスカーナの休日」がヒット。ゴールデングローブ賞にも2年連続ノミネートされたいる。
ビリー・バーク1966年11月ワシントン州べリングハム生まれ。