この曲はなんと言っても、ナット・キング・コールのヴァージョンだろう。1946年11月、ビルボード・ベスト・セラー・チャート1位なんだから。多くの歌手や演奏があるが、最近では、ロッド・スチュワート・ヴァージョンがある。
1997年アカデミー主演男優賞受賞のジャック・ニコルソンと主演女優賞受賞のヘレン・ハント共演の‘97「恋愛小説家As good as it gets」の中で緊急時用としてケースに入れてあるこの曲をかける場面がある。痴話喧嘩の最中だからニコルソンの気持ちが良く分かるが、気の強いヘレンは「今はこの曲を聴く気分じゃない」とつれない。
そうは言っても、映画はハッピー・エンドになるが、夜明けの4時パン屋が店を開ける時間、キス・シーンがある。最初のキスのとき、ヘレン・ハントが口を開け閉めしてキスの強さを表現したのにはさすがと思わせる。そんなシーンを思い出しながら聴くのも味わい深い。あるいは、恋人を思いながらでもいいよ。
では、I love you for sentimental reasonsをどうぞ
I love you for sentimental reasons
I hope you do believe me
I'll give you my heart
I love you and you alone were meant for me
Please give your loving heart to me
And say we'll never part
I think of you every morning
Dream of you every night
Darling, I'm never lonely
Whenever you are in sight
I love you for sentimental reasons
I hope you do believe me
I've given you my heart
I love you for sentimental reasons
I hope you do believe me
I've given you my heart