時には何も考えずにただ映画を楽しむのもいい。こういうクライム・アクションはうってつけだ。
ショットガンと防弾チョッキに目だし帽の四人の男ジョン・ラーウェイ(ポール・ウォーカー)、ゴードン・ジェニングス(イドリス・エルバ)、ジェイク・アッティカ(マイケル・イーリー)、ジェス・アッティカ(クリス・ブラウン)は、銀行から200万ドルを強奪して女子行員にテレビ局へ通報させる。屋上で警備員になりすましたA・J(ヘイデン・クリステンセン)が飛来したヘリコプターを取り上げ仲間を乗せて逃走する。
出だしはなかなか快調だ。この銀行強盗を追うのはロサンジェルス市警のジャック(マット・ディロン)とエディ(ジェイ・ヘルナンデス)の二人。強盗一味は、のんびりとリゾート地で過ごそうと思っていた矢先、以前の仕事で捕まり刑務所に入っていたゴースト(ティップ・“T I”ハリス)が出所してきた。しかも、ロシア人からの現金輸送車の情報を携えて。執拗に捜査をする警察。新しい計画を実行する強盗団。さて、結末は如何に……。
こういう映画は理屈を振り回すのは野暮と言うもの。楽しめれば言うことなしで、私は楽しめたよ。
監督
ジョン・ラッセンホップ
キャスト
マット・ディロン1964年2月ニューヨーク生まれ。
ポール・ウォーカー1973年9月カリフォルニア州グレンデール生まれ。
イドリス・エルバ1972年9月イギリス、ロンドン生まれ。
ジェイ・ヘルナンデス1978年8月メリーランド州シルバー・スプリング生まれ。
ティップ・“T I”・ハリス1980年9月ジョージア州アトランタ生まれ。
クリス・ブラウン1989年5月バージニア州生まれ。
ヘイデン・クリステンセン1981年4月カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー生まれ。