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旅「11日間のスリランカNo 5」

2012-09-23 13:00:02 | 旅行


 ゴールへの道すがら「カンドーリ」という食堂で昼食を摂った。日本人が珍しいのかジロジロ見られた。この食堂は、アルコールを出さない。またしても私の口に合わない料理で閉口した。
             
                 
             
                 
           
           
           
                       
ゴールのホテルは、海浜に建っていてなかなかいいホテルだった。ライト・ハウス・ホテルという。

           
 ただ、食事はどこもビュッフェ・スタイルで並んでいる料理も代わり映えしない。旅の間ずーとこんな形が続いた。卵も美味しくない。黄身があるのかないのかオムレツとして出て来るのは真っ白なオムレツ。夕食時には、ひたすら地元ビール「ライオン」を飲むしかなかった。宿泊客は、多様な国籍で欧米人も多い。
 この時期、アラブが正月でそちらの人も多かった。女性は、黒い服に目だけ出しているお馴染みの服装だが、実物を見るのは初めてだった。パッチリとしたキレイな目をしているから魅力的ではある。でも、無愛想だった。当然口元も覆われているから、飲んだり食べたりするときはその布を片手で持ち上げていた。なんだか不便な気がした。

 通路で見かけたのが、「Traditional Sri Lankan Cultural Show Tonight at the Verandah」。それでベランダで待った。9時ごろから民族舞踊が始まった。細長い太鼓の素朴なリズムにきらびやかな衣装の踊り手が舞う。火を使う踊りは男の役割。ショーは佳境に入り髭面の仮面をつけた踊り手が客席を巡る。約1時間でショーは終わった。

           
           
           
           

 ヌワラエリヤで紅茶工場と付属のショップで試飲と買い物。工場は最新設備からは程遠い気がした。手作業の多い過程に見えた。私は紅茶よりコーヒーのほうが好きだからあまり関心がない。
           
           

ホテルには夕方暗くなってから着いた。ザ・グランド・ホテルといって植民地時代の雰囲気を残し、創業が1891年というから100年以上の歴史を誇る。
           
          
 ただ、部屋がよくないのと私の体調が一気に悪化した忘れられないホテルともなった。部屋の窓から眺める景色は、大きなパラボラ・アンテナだけだし、アメニティ・グッズもバスローブやスリッパもない。勿論、ミニ・バーもない。このミニ・バーは、簡単に言えば冷蔵庫のこと。私にとっての悪夢は、夕食に食べたものすごく辛い食べ物のせいで胃が痛くなり、夜中に5回の下痢に悩まされた。これからどうなるのだろうと心配が先にたつ。朝になって下痢が収まったようだった。正露丸を持っていったのが正解だった。朝食は水だけだった。
 Mrランガに言わせると、良くある症状とのこと。この悪い部屋のことを考えてみると、ツアー会社のやりくりの一環ではないか。どこかで利益を確保する必要がある。最初はいいホテルに泊めて、どこかで手を抜くしかないのかもしれない。ツアー会社に任せると、今回のように車での移動に時間がかかりすぎるきらいがある。しかも、道路事情は劣悪で疲労も重なる。キャンディのマハウェリ・リーチ・ホテルには午後2時ごろ着いた。途中で昼食を摂ったが私はあまり食べなかった。私はホテルに残り、妻や息子はキャンディの街の見物とキャンディアン・ダンスを見に出かけた。私は夕食にもビールは飲まなかった。(つづく)



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