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日本人はどこまで若返るのか?

2013-04-27 06:20:53 | 社会

 日本の75歳以上の高齢者の割合が2030年には人口の20%になるという。こういう超高齢社会が世界で初めて日本で実現する。

 2030年といえば17年先、もう手が届くところまできている。年金や介護。医療への対応を急いで対策をとる必要がありそうだ。
 東大の高齢社会総合研究機構は、新しい視点で取り組む必要があるとして、千葉県柏市で市役所とUR都市機構とともに総合的な街づくりを人生90年時代の高齢者の新しい生き方と安心で活力のある社会を目指した取り組みが始まっている。

 この人口比20%の要因の一つに若返りがあると思う。現在76歳の人の歩行速度は、1992年の65歳とほぼ同じで、約10歳若返っていると言う。
 理屈の上でこのまま進み、10年後には76歳の人が20歳も若返って55歳となると一体どういうことが起こるのだろう。

 当然年金問題にも深刻な影響を与えるだろうし、労働市場にも影響があるはずだ。いわゆる高齢者の有効活用の必要性はますます高まりそうだ。医療の進歩や医薬品の開発が進むと健康そうな高齢者が氾濫する。ファッションや観光にお金を使わす施策がいるだろう。

 それに一つ問題になるのは、愛と性だろう。不倫や離婚が増えやしないだろうか。ストレス社会でED患者が多い。その対策として製薬会社は、不能治療薬をいくつか出している。
 それらの特許も近々切れるらしいから、安価なバイアグラなどが出回れば生涯現役が増えることになる。それはそれで福音として歓迎すべきことではあるが。元気な男がそこらじゅうを徘徊して、家庭の崩壊に繋がらないか疑問が浮かぶ。とはいっても、男が元気ということは女にとっても喜ばしいことなんだろうね。