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映画「女神よ、銃を撃て」75歳のカトリーヌ・ドヌーブを見るだけ

2019-02-19 16:48:59 | 映画

         
 陳腐なメロドラマ作品。劇場未公開は納得。クスリ依存症で事故のため右足が悪く杖が放せないわが娘ジュリア(ダイアン・クルーガー)を守るため、ジュリアが誤ってボーイフレンドを殺してしまった後始末も動揺を見せずやってのける母ルイーズ・ケラー(カトリーヌ・ドヌーブ)。

 ジュリアのボーイフレンドの友人と言う男が嗅ぎつけて、警察に密告されたくなければ3万ユーロ(約370万円)用意しろと脅迫してくる。この男もギャングの麻薬を横取りしたのが知れて、ギャングから3万ユーロの弁済を求められていた。

 母ルイーズは、1万5千ユーロをまず渡し、ついで7千ユーロを渡した。その金を受け取るギャングは、金づるがあるとみてその男を追及するが、男は白状しない。

 隙を見て男は逃げ出した。追ってきたギャングの一員を射殺して逃げ込んだのがルイーズの屋敷。ギャングはどこで知ったのか電話をかけてきて「男を引き渡せ」という。ルイーズはそんな男はいないと拒否。夜半、ギャングは車で乗り付けてくる。猟銃で武装したルイーズは、ギャングを追い返す。

 このままことが収まる筈もなく、男は警察宛てに「友人を殺したのは俺だ」という文面を残して屋敷を去っていった。男は海岸で死体となって発見された。

 要するにジュリアの身代わりになったということ。そんなにやすやすと命を投げ出す母娘だったのか? 甘ちょろい演出には驚く。カトリーヌ・ドヌーブの貫録を見せる映画。男優もつけ足しの感じ。2017年制作 劇場未公開
   
監督
ティエリー・クリファ出自未詳

キャスト
カトリーヌ・ドヌーブ1943年10月パリ生まれ。
ダイアン・クルーがー1976年7月ドイツ生まれ。
コメント
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