久しぶりに鯛を三枚に下ろした。それはサラダ感覚で食べたい魚料理「鯛のポワレ ソース・ラヴィゴット」を作るためだった。それが裏目に出た。
うろこを取るときに人差し指にえらの骨が刺さった。引き抜いたが、一部が残ったのか痛みが消えない。そこで二日後、近所の皮膚科で取ってもらった。取るといってもピンセットでほじくリ出すだけ。小さな白い骨の破片が出てきた。この手術料が、14,900円。私は一割負担だから、1,490円を支払った。これで完治すれば何の疑念も生じなかった。ただ、あの程度でこんなにとるのか。と思ったくらいだ。
ところが指先を押さえてみると異物が残っているような痛みが感じられる。そこで五日後、再診に行った。「ああ、あと二・三日で治りますよ」と言って骨が残っていないことも強調した。ああこれで治ると思ったが、一向に痛みが引く気配がない。
それから三日後の今日、別の皮膚科へ行った。睫毛エステをやっているのかやたらに睫毛が目立つ可愛らしい女医先生だった。「ちょっとやってみましょう」と言って、ピンセットでほじくり始めると細い小さな黒っぽい骨を取り出した。やっぱり残っていたのだ。
最初の皮膚科の先生はなんなんだ。しっかり見極めないで国から診療報酬をむしりとっている感じだ。ちなみに睫毛の可愛い先生は、手術料4,700円だった。ぼったくり医師の三分の一ではないか。もう、ぼったくり医師へは行かない。機会がある毎にぼったくり医師を口コミで自然淘汰に追い込むしかないのかもしれない。
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