
娘が行方不明になり知能指数10の善悪の判断が出来ない若い男アレックス(ポール・ダノ)が容疑者として浮かび上がる。
娘の父ケラー(ヒュー・ジャックマン)は、その男が犯人と決め付けて警察の目を盗みながら暴行を加える。肉親、特に自分の子供となれば、どんな常識ある男でも狂気に走るという見本のような展開。その気持ちは嫌というほど分かる。私だって同じようなことをするかもしれない。最近の小学生の殺人事件などの多さには我慢ならない。
必死の捜査をするロキ刑事(ジェイク・ギレンホール)。この映画は物凄い吸引力があってまったく目が離せない展開が続く。雨が強く降る場面が多いし、寒々とした風景と意外な結末に、観終わったあとぐったりとした疲れに襲われる。
ヒュー・ジャックマンのホット(ホットすぎるが)な演技の反面ジェイク・ギレンホールのクールな演技が対象的だった。当然と言えば当然かもしれない。



監督
ドゥニ・ヴィルヌーヴ1967年10月カナダ生まれ。
キャスト
ヒュー・ジャックマン1968年10月オーストラリア、シドニー生まれ。
ジェイク・ギレンホール1980年12月ロサンジェルス生まれ。
テレンス・ハワード1969年3月イリノイ州シカゴ生まれ。
ポール・ダノ1984年6月ニューヨーク州ニューヨーク生まれ。
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