あちこちネット見ていて我慢できなくなり、昨日マンガ喫茶へ行って読んでしまいました。
まず二宮 和子著 「のだめカンタービレ」 第18巻、 先に tooru_itou さんとこの BBS → 「百鬼夜行抄」用BBS」 ネタバレ専用その他を散々読んでいたので、自分で気づかないところばかりしっかり見つけてはワハハ。みなさん凄いな~。千秋の服の乱れなんてわたし絶~対気がつかない。
たれぞ~さんのブログ → すずめ休憩室 にも長期戦の模様を見せて…とあった様に、ここに来てスピード感は落ちましたね~。まっ、速成で若手有望ピアニストや世界的指揮者造られちゃマンガといえども困るけど。
ところで、またもや出ました のだめ のサロン・コンサトの演目にわたしの好物 イタリア協奏曲。
グレン・グールド ピアノ バッハフーガの技法BWV.1080及びイタリア協奏曲BWV.971 1959年6月23日~29日 録音
しばらく音楽の話題はやめようと思っていたのに~。のだめの話題では出さないわけにはいかないじゃーないの (そうか~?)
大変有名な曲なので誰でも聞けばああこれか、と思い出されると思うのです。この曲の全体は急―緩―急の3楽章ですが、圧巻は第3楽章 Presto ヘ長調、転調部分の独奏部です。この部分は早く弾けば弾くほどにピアニストにとって技巧が際立つところなので、皆さん張り切ります。
のだめの観客も後ろで 速 ! って言ってますよね。のだめちゃん凄く頑張って弾いてると思います。上の写真のグールドさんもすんばらしい速さで聞いてるだけで目が廻りますが、彼のドライブ感がたまらない演奏です。
お約束、グールドさんの歌う声も入ってます、と注釈つきです。
海野つなみ著 「後宮」 第4巻
3巻までの感想はこちら。→ 海野 つなみ 「後宮」
第4巻 出てたんですね。と言ってもいつもマンガ喫茶で読んでるのですが。
この4巻ではいよいよ二条の人生は混沌としてきます。鎌倉期、後深草院に仕えた女房二条の物語。モテるのはいいんだけど、後深草院の弟2人に想われ、他に後見人になってくれたおじいさんとも無理やりだし、ほんとに好きな人とは添い遂げられず、仏の道に入ろうとしても人生に流されてそうも行かず、と昨今の昼メロより波乱万丈。
原作の 「とはずがたり」 ではこの後方々を旅する49歳のころまで語られているのでこれはそこまで描くのでしょうか。貴族社会ということで、相変わらず貴族達は遊び暮らして愛だ~、恋だ~、何もらったの、どこの寺に詣でたの~、女房達を少年風にコスプレさせて蹴鞠のまねをさせて趣があっただの、とやっていますが、その中でも当時の女性の社会的弱さはいかんともしがたく、後ろ盾の無くなった悲惨さやちょっとしたこと (今の私達には、ですが) で仏門に入るーといった騒ぎになるのが哀れです。巻末の解説が面白い。こういう作品を描くには調べるのが大変でしょうねえ。
後どの位連載されるのでしょうか。まだ二条は20歳代と思われるのでまだまだ続きそうですね。
まず二宮 和子著 「のだめカンタービレ」 第18巻、 先に tooru_itou さんとこの BBS → 「百鬼夜行抄」用BBS」 ネタバレ専用その他を散々読んでいたので、自分で気づかないところばかりしっかり見つけてはワハハ。みなさん凄いな~。千秋の服の乱れなんてわたし絶~対気がつかない。
たれぞ~さんのブログ → すずめ休憩室 にも長期戦の模様を見せて…とあった様に、ここに来てスピード感は落ちましたね~。まっ、速成で若手有望ピアニストや世界的指揮者造られちゃマンガといえども困るけど。
ところで、またもや出ました のだめ のサロン・コンサトの演目にわたしの好物 イタリア協奏曲。
グレン・グールド ピアノ バッハフーガの技法BWV.1080及びイタリア協奏曲BWV.971 1959年6月23日~29日 録音
しばらく音楽の話題はやめようと思っていたのに~。のだめの話題では出さないわけにはいかないじゃーないの (そうか~?)
大変有名な曲なので誰でも聞けばああこれか、と思い出されると思うのです。この曲の全体は急―緩―急の3楽章ですが、圧巻は第3楽章 Presto ヘ長調、転調部分の独奏部です。この部分は早く弾けば弾くほどにピアニストにとって技巧が際立つところなので、皆さん張り切ります。
のだめの観客も後ろで 速 ! って言ってますよね。のだめちゃん凄く頑張って弾いてると思います。上の写真のグールドさんもすんばらしい速さで聞いてるだけで目が廻りますが、彼のドライブ感がたまらない演奏です。
お約束、グールドさんの歌う声も入ってます、と注釈つきです。
海野つなみ著 「後宮」 第4巻
3巻までの感想はこちら。→ 海野 つなみ 「後宮」
第4巻 出てたんですね。と言ってもいつもマンガ喫茶で読んでるのですが。
この4巻ではいよいよ二条の人生は混沌としてきます。鎌倉期、後深草院に仕えた女房二条の物語。モテるのはいいんだけど、後深草院の弟2人に想われ、他に後見人になってくれたおじいさんとも無理やりだし、ほんとに好きな人とは添い遂げられず、仏の道に入ろうとしても人生に流されてそうも行かず、と昨今の昼メロより波乱万丈。
原作の 「とはずがたり」 ではこの後方々を旅する49歳のころまで語られているのでこれはそこまで描くのでしょうか。貴族社会ということで、相変わらず貴族達は遊び暮らして愛だ~、恋だ~、何もらったの、どこの寺に詣でたの~、女房達を少年風にコスプレさせて蹴鞠のまねをさせて趣があっただの、とやっていますが、その中でも当時の女性の社会的弱さはいかんともしがたく、後ろ盾の無くなった悲惨さやちょっとしたこと (今の私達には、ですが) で仏門に入るーといった騒ぎになるのが哀れです。巻末の解説が面白い。こういう作品を描くには調べるのが大変でしょうねえ。
後どの位連載されるのでしょうか。まだ二条は20歳代と思われるのでまだまだ続きそうですね。