「ザ・コクピット」小学館文庫 1巻~11巻 写真は1・2・3・4・5・7巻のみ
「コクピット・レジェンド」小学館 ビックコミックス 1巻のみ
先日実家へ行ったら「コックピット 松本 れいじ」なんていうメモがあった。こんなところでマンガ家とその作品題名を見るなんて・・・
父がTVを見ていたら、番組に出ていた松本氏のマンガに
「おんなじだな」
と言ったとか。姉がメモしておいたらしい。買ってあげてと言う。
喜んでEブック○フで買いました。自分では買わないと思われるジャンルの本を買えるのは嬉しい。
このブログを前からお読みの方はご存知だと思うが、父は太平洋戦争当時学徒の一期生で「雨の神宮外苑学徒兵壮行」の中におり、着任後は陸軍で 「隼」 乗りでした。
テストパイロットをして高く上りすぎ、失速してフィリピンだかどこだかの田んぼに突っ込んで前歯4本折ったとか。
終戦時はボルネオあたりでイギリス兵に武装解除されたとか。
ジャングルで大蛇を取って蒲焼にして食べたとか、猟師の息子がいて銃を撃つのがうまかったとか。
いろいろな話を聞いてます。
実際に日本軍の戦闘機乗りだった父が「おんなじだ」というんですから、松本氏の描く飛行機および機械類は素晴らしい出来なんだと思います。
「ザ・コクピット」は1話完結の 戦場青春ドラマ(帯より引用) です。しかし、ひとつの雑誌に連載されたものではありません。1巻だけでも
「アフリカの鉄十時」 プレイコミック 1969年8月10日号 掲載
「成層圏になくセミ」 COM 1969年10月号 掲載 → リアルタイムで読みました。てかまだうちにある。
「幽霊軍団」 「プレイコミック 1969年11月22日号 掲載
「パイロット・ハンター」週間少年サンデー 1973年10号 掲載
「鉄の墓標」 同上 1973年22号 掲載
などと掲載誌も掲載時期もバラバラです。しかし1巻の終わりから2巻にかけては少年サンデー主体、2巻の後半から ビックコミックオリジナル主体、4・5巻はサンデー掲載分もあるものの ビックコミック 掲載主体と、描き継がれています。
レジェンド の方が初出は遅く、1990年代後半からビックコミック系の雑誌に発表されています。実に30年以上にわたって同じ構想の作品を描かれているんですね。
作者が本当に好きで長く描きたかった作品だと思われます。
機械類が大好きなんだろうな~。
と思ったら、お父上は陸軍少佐でテストパイロットだったとか。ご本人も戦時中にB29などを目撃されていたそうですね。
サンデーやビックコミックに載っていたときもちらちら見てましたが、久しぶりにまとめて見るとやっぱり機械類の描き込みが凄くて圧巻ですね。
一つ一つの作品は関連性はあまりなくて、作品によってはマンガっぽい展開だな~と思われるものや、凄くシリアスで詩的な作品、実際にあったんじゃないかと思われるものなど様々です。まとめて読むと作品世界がよくわかりますよ。
個人的には氏の代表作と言われる「銀河鉄道999」より好きだわ。
猫マンガの「トラジマのミーめ」や「男おいどん」も好きだけど(笑)
松本あきら名で描いていた少女マンガの時から読んでいるトミー。
「コクピット・レジェンド」小学館 ビックコミックス 1巻のみ
先日実家へ行ったら「コックピット 松本 れいじ」なんていうメモがあった。こんなところでマンガ家とその作品題名を見るなんて・・・
父がTVを見ていたら、番組に出ていた松本氏のマンガに
「おんなじだな」
と言ったとか。姉がメモしておいたらしい。買ってあげてと言う。
喜んでEブック○フで買いました。自分では買わないと思われるジャンルの本を買えるのは嬉しい。
このブログを前からお読みの方はご存知だと思うが、父は太平洋戦争当時学徒の一期生で「雨の神宮外苑学徒兵壮行」の中におり、着任後は陸軍で 「隼」 乗りでした。
テストパイロットをして高く上りすぎ、失速してフィリピンだかどこだかの田んぼに突っ込んで前歯4本折ったとか。
終戦時はボルネオあたりでイギリス兵に武装解除されたとか。
ジャングルで大蛇を取って蒲焼にして食べたとか、猟師の息子がいて銃を撃つのがうまかったとか。
いろいろな話を聞いてます。
実際に日本軍の戦闘機乗りだった父が「おんなじだ」というんですから、松本氏の描く飛行機および機械類は素晴らしい出来なんだと思います。
「ザ・コクピット」は1話完結の 戦場青春ドラマ(帯より引用) です。しかし、ひとつの雑誌に連載されたものではありません。1巻だけでも
「アフリカの鉄十時」 プレイコミック 1969年8月10日号 掲載
「成層圏になくセミ」 COM 1969年10月号 掲載 → リアルタイムで読みました。てかまだうちにある。
「幽霊軍団」 「プレイコミック 1969年11月22日号 掲載
「パイロット・ハンター」週間少年サンデー 1973年10号 掲載
「鉄の墓標」 同上 1973年22号 掲載
などと掲載誌も掲載時期もバラバラです。しかし1巻の終わりから2巻にかけては少年サンデー主体、2巻の後半から ビックコミックオリジナル主体、4・5巻はサンデー掲載分もあるものの ビックコミック 掲載主体と、描き継がれています。
レジェンド の方が初出は遅く、1990年代後半からビックコミック系の雑誌に発表されています。実に30年以上にわたって同じ構想の作品を描かれているんですね。
作者が本当に好きで長く描きたかった作品だと思われます。
機械類が大好きなんだろうな~。
と思ったら、お父上は陸軍少佐でテストパイロットだったとか。ご本人も戦時中にB29などを目撃されていたそうですね。
サンデーやビックコミックに載っていたときもちらちら見てましたが、久しぶりにまとめて見るとやっぱり機械類の描き込みが凄くて圧巻ですね。
一つ一つの作品は関連性はあまりなくて、作品によってはマンガっぽい展開だな~と思われるものや、凄くシリアスで詩的な作品、実際にあったんじゃないかと思われるものなど様々です。まとめて読むと作品世界がよくわかりますよ。
個人的には氏の代表作と言われる「銀河鉄道999」より好きだわ。
猫マンガの「トラジマのミーめ」や「男おいどん」も好きだけど(笑)
松本あきら名で描いていた少女マンガの時から読んでいるトミー。
気に入った作品だけは雑誌を切り抜いて保存しています。
この記事を読んで懐かしく、引っ張り出して再読しました。
「隼」乗りだった(トミー)さんのお父様ならこのマンガはまさに懐かしい
世界に連れて行ってくれるでしょう。
余談ですが、私が好きな漫画家(新谷かおる)氏は松本あきら氏の弟子
でしてメカの描写の巧さは師匠から引き継いでます。
松本あきら名義から松本零士名義にペンネームが替わった時には
一時だけ(あれっ?!)って思いましたが、直ぐに了解した覚えあります。
その中でお父様の興味の持つ1冊に出会えたのは幸せなことですよ。
私も父の幼い頃の話を聴いていたつもりでも、こうやって話せなくなった今、振り返ってみると殆ど知っていないよな~もっと聞いておけば良かったと後悔すること多数
漫画を通してですか、親子の共通の話題が出来て良かったですね
きっといろいろ自分の話を聞いてくれるトミーさんに感謝していると思いますよ
お父上は戦闘機(隼)のパイロットだったんですね。
『銀河鉄道の夜』(朝日新聞出版 2008)の中のエッセイにも父親やB29の思い出が載っていました。
男の子は計器類やボタンやレバーが犇めくコックピットが大好き
戦闘機が飛行し、戦艦が航行する松本零士のマンガは少年たちの夢を体現しています。
COMで「四次元シリーズ」や「無限世界」、少年マガジンで「男おいどん」などを読んでいましたが、
「トラジマのミーめ」は全く知りませんでした
○OOK・OFFにあったら買っちゃうかも?
まとめてお返事してすみません。
今頃親父は布団の中で読んでくれているかな。
なんて考えるとついニヤニヤしてしまいます。
今回私も読み直したら、ゼロ戦(日本では零戦れいせんという)もよく出てくるけれど、隼はもちろんあまり有名でない戦闘機や相手方の戦闘機もたくさん出てきてそれが又びっくりするくらい細かくて、凄いの一言ですね。
sknys様、松本氏は猫好きですが、少女マンガを描いている時には、少女と可愛いワンコのお涙ものなども描いてましたよ。