Zones の続きです。
1.6.2 At the entrance to the Red Zone, there will be a 25mm x 250mm strip of reflective silver tape on the floor.
1.6.2 Red Zoneの入口には、反射する25mm×250mmの大きさの銀色のテープが、床に貼られます。
ロボットが傾斜路を登り2階の部屋に入るとき、ここからがレッドゾーンだよ、という印が張られます。
これまで、銀色は被災者の色だったのですが・・・今後はレッドゾーンの入口の印になるのですね。
まあ、これはレッドゾーンに入ったロボットが、レッドゾーンから出ない(逆戻りしない)ためのための印なのでしょうね。
1.6.3 An 'Evacuation Point' tile will be used within one corner of the Red Zone. It will take the form of a rightangled triangle, with sides of 300mm x 300mm and a black floor.
1.6.3. Red Zoneの1つの角に「避難場所」タイルを置きます。 「避難場所」タイルは300mm×300mmの二等辺三角形で床が黒色です。
これが、2010年ルールの目玉商品ですね。
Red Zoneの四隅のどこかに、黒い床があり、その「避難場所」に被災者を「避難」させなければならない・・・このようなストーリーのようです。
なんか、これじゃまるで、本当のレスキューみたい・・・いやぁ、だからレスキューなんだって。
いままで、ロボットで踏み潰していた競技とは違うようですね。(笑)
1.6.4 For the Secondary competition, the 'Evacuation Point' tile will consist of a Rightangled triangle, sides of 300mm x 300mm and a height of 60mm, painted black.
1.6.4. セカンダリの、「避難場所」タイルは300mm×300mmの二等辺三角形で高さが60mm、床が黒色です。
同じ「避難場所」の説明ですが・・・セカンダリは難易度が上がります。
「避難場所」の大きさや色(黒色)は変りませんが、高さが60mmということです。 つまり、被災者を何らかの方法で「持ち上げる」必要があります。
これっ、ロボットが複雑になりますねぇ。
今回の、この被災者については、オーストラリアのロボカップジュニアの競技を参考にしたものと思われます。 でも、ロボットは「避難場所」」をどうやって見つけるのでしょうか?
Red Zone の四隅全部が避難場所ならなんとかなりそうですが、缶を押していって・・・着いた先は避難場所で無かった・・・もうどうしようもありません。 となっちゃうような・・・
さらにセカンダリの6cm上の避難場所・・・判断が難しいですねぇ。