今回のお題は「競技進行の停止」です。
3.6.2. If a robot loses the line or fails to appropriately negotiate a piece of debris it must be returned to the start of the room (and in the process incur a 15 point touch penalty). If after the third attempt at a room, there is a lack of progress, the team captain can choose to move the robot to the end of the room to continue on.
3.6.2. ロボットが黒線を見失うか、障害物の回避を出来なかった場合、ロボットは部屋の入口に戻される。(そして、競技進行の停止のペナルティとして15点の減点となる。) 同じ部屋で3回目の挑戦の後の競技進行停止になったときには、チームキャプテンが部屋の出口にロボットを移動することを選択できる。
競技進行の停止については、このルール以外の2つは変りありません。
ロボットが黒線を黒線を外れたら、競技進行の停止のペナルティとなる。
ロボットが障害物の回避を出来なかったら、競技進行の停止のペナルティになる。
ということですね。
今回から、競技進行の停止のペナルティは15点の減点です。 (どうも、これを「Touch penalty」と呼ぶことにしたようですね。)
部屋の中で、(黒線を外れたり、立ち往生したり、障害物の回避に失敗したりして)競技進行の停止になった場合には、部屋の入口に戻されます。 しかし、3回挑戦して(同じ部屋で)4回目の競技進行停止の場合には、チームキャプテンは「部屋の入口の戻る」か「部屋の出口に飛ばす」か選択できます。
これまで、ロボットを部屋に戻す作業をするのは、チームキャプテンと明記されておりました。 しかし。 2010年ルールでは、誰がロボットを移動するのかが明記されていません。
(逆に、チームキャプテンが移動するとの記述が消えたので、審判がロボットと移動すると考えるのが自然ですよね。)
後半の部分も、チームキャプテンは置く場所を選ぶことができる。 と書かれているだけなので、審判に「ここに置いてください」と指示をすることになるのでしょうね。
もし、私の理解が正しいなら、誰がロボットを持っても安全なように、持ちやすいロボットにしなければなりません。
やっぱり、 「とってもステキな把手」が必要ですね。(笑)