関東ブロック大会2014のレスキューBチーム「しーぼーぐ」を紹介したついでに・・・
「しーぼーぐ」が使用している、温度センサーについて書いておきます。
この温度センサーは、代々受け継がれているようですが、元は私が教えたものだから、ここで紹介しても良いでしょう。
その温度センサーは、株式会社アクトラスの「非接触温度計測ユニット SPU-100」というものです。
http://www.actlas.co.jp/index.html
もともと、2010年にM&YがはじめてレスキューBに参加することになったときに、温度センサーを探していて、Mが、メジャーの実機レスキューチームの「NIIT BLUE」に教えてもらったのがこのセンサーです。
いや~、当時は情報が全然無くて、藁にもすがる気持ちでしたねぇ。
ネットで検索して、アクトラス社のホームページを見つけたまでは良いのですが・・・
値段も購入方法も書いてありません。 (いや、書いてあるか・・・「見積もり承り中」って!!)
とにかく、メールを出しましたよ「値段を教えて欲しい・・・」って。
回答には「1個8,000円」と書かれていました。
沢山買うと、割引になるそうですが・・・8,000円という値段に勇気が萎えて1個だけ買いました。
届いたセンサーは、なかなか高性能です。
アナログ出力なので、NXTにそのまま接続できます。
そして・・・検知範囲がとっても狭く、スポットで温度を計測することができます。
あまりの性能が良いので・・・遠くの壁に設置してある被災者まで発見しちゃいます。(笑)
で・・・けちなメンターを持った可愛そうなM&Yは、温度センサーを1個だけ付けたロボットでシンガポール世界大会に参加したのでした。(つまり、シンガポール大会の時のロボットは、右側の被災者しか検知できませんでした。 苦笑)
でも、このセンサーのおかげで、M&Yは世界大会で優勝することができました。
ということで、とても思い入れのあるセンサーです。
今でも、一番、簡単で正確に被災者を発見できるセンサーだと思っています。
(ただ・・・高い!!)
もっと買い易くすれば、レスキューBチームに売れると思うのですが・・・
長くなりましたが・・・
「しーぼーぐ」は、これを使用しています。
2回目の競技では、誤発見もなく、全員発見できました・・・制御も上手にできていますね。