それじゃあ、新しいレスキューのルールでも読みますかねぇ
と、その前に、一応書いておきますが・・・
ここで掲載するル-ルの解釈は、私個人の感想的なものであり、RoboCupJunior や RoboCupJunior JAPAN とは一切関係がありません。 (ですから、もちろん公式的なものではありません。)
と、いうことをご理解願います。
じゃあ、また、M&Y父的な(自分勝手な)解釈でやっていきたいと思います。
最初のお題は「序文」です。
These are the official rules for RoboCupJunior 2013. They are released by the RoboCupJunior Rescue Technical Committee for Rescue. These rules have priority over any translations. Changes from the 2013 rules are highlighted in red.
最初に、書かれていること・・・
まあ、当たり前のことです。
RoboCupJuniorの競技は世界中で実施されるので、ルールもいろいろな国の言葉に翻訳されます。 でも、翻訳の仕方によっては、微妙に解釈が違ってきたりします。
そのような場合でも、「これ(英語版)が一番正しいよ!」 ってことですね。
私が聞いた話では・・・世界大会で中国のチームが、ル-ルの解釈についてクレームを言ってきたときに「ほらここに書いてある」と、示したのが中国語のルールだったそうです。 まあ、そんなトラブル(というか、いいがかり!?)で学習した結果の注意書きなんでしょうね。(笑)
日本のチームも、必ず英語版のルールを読んで欲しいですけどねぇ!?
Preface
The land is simply too dangerous for human to reach the victim! Your team has been given the most difficult tasks. It must be able to carry out the rescue mission in fully autonomous mode with no human assistance. The robot must be strong and smart enough to navigate through a treacherous terrain with hills, uneven lands and rubble without getting stuck.
The robot needs to seek out the victims, dispense rescue kit, and signal the position to the rescuers so the humans can take over.
Time and technical skills are the essential! Come and prepare to be the most successful Rescue Response Team.
序文
ここは危険な被災地なので、救助隊員が被災者の救助活動を直接行なうことができません。 あなたのチームは、最も難しい任務を与えられました。 それは、人間の援助なしで完全に自律的に動作するロボットで救助活動を遂行しなければなりません。 ロボットは急で危険な場所や、凸凹のある場所、岩場などを走破するために、頑丈で賢くなければなりません。
ロボットは被災者を捜して、救援キットを与え、救助隊員に被災者の位置を合図して引継ぎます。
この作業には、素早い動きと技術力が必要です! ここに来て救出が成功するように準備をしてください。
こんな感じでしょうかねぇ。
意訳(というか創作)の部分が多いですが、ルールの本文ではないので良いですよね。(笑)
ここはレスキューBの競技のシナリオといったところですね。
これまでのレスキューBでは、被災者を発見するだけでしたが・・・今回は、救援キットを渡す(救援キットを運んで被災者の前に置く)ことが追加されました。
ところで最初に言いたいのですが・・・
ルールの最初に掲載されているアリーナの例の図ですが・・・
古くないですか!?
2011年ルール!?
何で、この絵が掲載されているの!?
さて、ルール本体が、どのように変更されているか楽しみですね。