Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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Rescue Line 2015 2.3 Team

2015-02-17 | Rescue Rules 2015

次のお題は「チーム」です。

 

2.3 Team

2.3.1 Each team must have only one robot in the field. (This rule can be modified in a Super Team Competition such that two or more robots are deployed together and have to cooperate in completing given tasks.)

2.3.2 Students will participate in ONLY ONE (1) of the three (3) divisions: Primary Rescue Line, Secondary Rescue Line or Rescue Maze.

2.3.3 Eligibility for each division is: 

Primary Rescue Line: Open to students aged 14 years old and under. Age is calculated as of July 1 for the international RCJ event each year. 

Secondary Rescue Line: Open to students of any age up to and including 19 years of age. Team members may compete in Secondary Rescue at most, twice (2 international events). After competing twice they must move to Rescue Maze. 

Rescue Maze: Open to students of any age up to and including 19 years of age.

2.3.4 Each team must have a minimum of 2 members.

2.3.5 The number of team members per a team is not limited but team should choose their team size in a way that the learning experience of each member is maximized. Mentors/parents are not allowed to be with the students during the competition. The students will have to self-govern themselves (without mentor's supervision) during the long stretch of hours at the competition.

2.3.6 Every team member can be registered in only one team, and every team can compete in only one RoboCupJunior league and division.

2.3.1 各々のチームは、フィールドで使用できるのは1台のロボットだけです。(ただし、SuperTeams については、2台以上のロボットが協力してミッションをこなすように、このルールが変更されます。)

2.3.2 チームメンバーは3つの競技(Follow Line のプライマリ、セカンダリ、Maze)の中から1つの競技にだけ参加できます。

2.3.3 競技の特徴は以下のとおりです。

・Rescue Line プライマリ:14才以下のメンバーが参加できます。国際大会が開催されるそれぞれの年の7月1日の年齢で判断されます。

・Rescue Line セカンダリ:19才以下のメンバーが参加できます。Rescue Line セカンダリ では、2回の国際大会に参加することができます。その後は Maze に変更して参加することになります。

・Rescue Maze:19才以下のメンバーが参加できます。

2.3.4 チームは最低2名のチームメンバーが必要です。

2.3.5 チームの最大人数の制限はありません。しかし、チームは各々のメンバーの学習効果が最大になるような人数にしなければなりません。メンターや親は競技会の間はチームメンバーと一緒に行動することはできません。チームメンバーは競技会の間は、(メンターの指示ではなく)自分たちでチーム運営をしなければなりません。

2.3.6 チームメンバーはロボカップジュニアの1つの競技の1つのチームにだけ参加できます。

 

まあ、こんな感じでしょうかねぇ。

 

競技自身のルールとはあんまり関係ない部分で大きな変更がありました。

2.3.1は、これまでと同様です。競技にはロボットは1台だけが使用できます。最初は1台でも分離して2台以上になるロボットは使用できません。同時に複数のロボットが競技をするのは SuperTeams の競技だけです。

そして 2.3.2 2.3.3 2.3.6 が大きく変わった部分です。

2.3.2は、レスキュー競技には3種類(Rescue Line プライマリとRescue Line セカンダリ、Rescue Maze)があるが、参加できるのは1つだけです。という、ごく当たり前のことですね。さらに 2.3.6 で、メンバーが参加できるのは、ロボカップジュニアの中で1つの競技の1つのチームだけです。これも(少なくとも日本では)当たり前ですね。でも、日本での当たり前が、必ずしも世界の当たり前じゃないんです。昨年(ブラジル世界大会)で、同じチームメンバーがサッカーとレスキューに重複参加しているチームが2チームもありました。しかも、「えっ、重複して参加してはダメとはどこにも書いてないよ。ちゃんとエントリーの手続きも2チーム分やったし、参加費も2チーム分支払ったし、何が悪いの!?」という感じでした。この追加ルールは運営側の反省と再発防止の結果ですね。今回のルール変更で、重複エントリーが明確に禁止されました。

2.3.3は、その3つの競技の説明ですが・・・驚くのは、Rescue Line セカンダリで国際大会に2回参加した後は、Rescue Maze にしか参加できなくなります。原文では move up と書かれています。つまり、Rescue Maze は Rescue Line よりも高度な競技という位置付けなんですね。(笑)

で、まあ、こんなルールを作ったところで、国際大会に2回参加したかどうかを確認することはできなくて、結局は性善説に基づいて自己申告するしかないと思うのですが・・・
昔、ジュニアサッカーがAとBに分かれていたときに、Aでxxしたら、それ以降はBに強制移行、というのがあったような記憶がありますが・・・レスキューもそんな感じなんでしょうかね。

M&Y」はすでに Move up 済だし、「花鳥風月」は最初からレスキューBなので、関係ないのですが・・・レスキューAのセカンダリのチームは、「このルールはいつから数えるの・・・」と心配でしょうね。事実、既にフォーラムで質問されて、国際TCが協議した結果が回答されています。

まあ、結果は想像通りでした。

2.3.4 2.3.5はチームのメンバー数の話です。それとメンターや親の干渉を制限する説明ですが・・・これも、どれだけ効力があるのか・・・特に某国のチームには・・・

なんて、呑気に考えていたら、先日の関東ブロック大会でも一悶着あったようだし・・・ジュニアの競技のメンターの介入と、それを排除する努力は・・・終わりが無い旅ですなぁ。

 

何度も書いてますが・・・

Rescue Line と Rescue Maze (さらに CoSpace Rescue は)、ステップアップなどの線上にあるものではなく、それぞれが目的や技術の違いがある、平行的なものだと考えています。

Rescue Line を卒業したら Rescue Maze というのは、ちょっと違う・・・と思うのですが。

ただ、(すべてを経験したチームだから言えるのですが)べつの競技を経験することはとっても有効だと考えます。もう、ここまでするのなら、Rescue Line も Rescue Maze も CoSpace Rescue も、「それぞれのリーグで2回世界大会に参加したら同じ競技には出られない」とか「世界大会に参加したら、翌年は同じ競技に参加できない」ってことにしちゃえばいいのに!

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Rescue Line Field

2015-02-17 | RoboCup2015

ロボカップジュニアのジャパンオープン2015と同じ日程で開催される RoboCup Singapore Open 2015 では、レスキュー競技は2015年ルールで実施されるらしいです。

ルールの不明点を Committee の Shen先生自らフォーラムで質問していました。

新しいルールは、よく分からないからと、一年前のルールで実施するどこぞの国と違って素晴らしいですねぇ。(笑)

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