ジャパンオープン2016愛知には、マカオから3つのチームが参加しました。(だよね)
サッカーに2チーム、レスキューメイズに1チームです。
私は、レスキューメイズのスタッフだったので、「マカオチーム係」になりました。
(るーこ係 みたいなもの・・・笑)
ですので、彼らの3回の競技の主審をやりました。
まあ、レスキューメイズは、ルールが明確で、何も心配はありませんでした。
で、このマカオのチーム・・・出来の方は「いまいち」でした。
でも、いろいろと苦労してましたよ。
まず、初日にバッテリーの検査で、安全装置が付いていなかったので、その場で付けたヒューズが5A(アンペア)用で、さすがに「これでは意味が無い」と、別のものに変えさせられたそうです。それでも、きちんと指示に従って安全装置(ヒューズ)を付けて、確認のシールを貰っていました。
まあ、大変だったのは、マカオチームだけでなく、通訳をさせらてれいた青木先生・・・
競技の方ですが・・・ロボットは、3Dプリンタでボディを作った、なかなか綺麗な機体でした。
被災者に配るレスキューキットも、3Dプリンタで作成したコンパクトなもので、なんとボタン電池でLEDを光らせます。真面目だ~!
でも、90度の回転がスパッと決まらずに、壁にこすってしまいます。
後で聞いたら、「コンパスセンサーがズレてしまう」とのことでした。
やっぱり、建物の中のレスキューはコンパスではなく、ジャイロを使うべきでは・・・!?
2回の競技後に3回目の競技の順番を決めるので・・・
「17:00から、明日の競技の順番を決めるから、ここに来てね」と依頼して置いたら・・・
メンバーの一人が来て「私達は17:00には来ることができない」
「えっ、何で」
「もう、帰るから」
「帰らなきゃいけないの?」
「そう」
で・・・よく聞いたら、単に観光に行く予定だったらしい・・・
「明日の順番はどうする?」
「他のチームが選ばないところに入れてくれればいいよ」
「なるほど、判った」
ということで、彼らは退散・・・その結果、3回目の競技は、誰も選ばなかった1番目になりました。
さて、最終日、10:00になっても彼らが来ないので、心配しました。
「競技の結果が良くないから、もう来ないのかな・・・」などと、不埒なことを考えていたら・・・ちゃんと来たので、安心しました。
競技の後の、レスキュー全体写真もちゃんと参加したし、閉会式にも全員で参加していました。
まあ、こういうチームなら、また来てほしいですね。