都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

蕎麦切塩釜(京都 一乗寺):どうにもあわん

2014-07-20 05:28:08 | 食べ歩き
 前回はお昼の閉店前に行って伸び伸びの蕎麦が出で難儀した。御蕎麦の系統は松本の刀屋みたいな大盛り、太麺系。入口には蕎麦の石臼が回っている。

 今回は天ざる(1,180円)とした。口開けだが相席。相席の方は女性だが馴染みらしく大盛り、ぶっかけおろし、天ぷら付とはやるなぁ。(この選択は正しいと思う)

 蕎麦は太目でぼそぼそ蕎麦の味がないのはこの季節しかたないか(タスマニアで補うのがあるが)。 つけ汁が盛り切りのため、大盛りの蕎麦でだんだん薄くなる。蕎麦湯も薄いのがプラスティックの湯桶ですぐ来る。オペレーションは良いが、味わいはどうかな。おろし、葱、山葵の味わいも今一つ。葱は大盛りだか切り方(薄刃の包丁で手切りや晒し など)が欲しい。入れると味がうるさい薬味だ。

 天ぷらは厚いグルテン衣。海老2本、獅子唐、海苔、青葉で250円の追加。海老は凡庸。商店街の天ぷらを思い出す出来で海老はすっぽり抜ける。剥げた衣が半分あり皿の上に厚ぼったく油のまわった衣の山ができた。250円ならこんなものと思うしかない。

 出汁自体は中庸、葱は荒れ、山葵は荒い、七味も香りがなく完食するのが大変だった。大盛りが売り物だろうが、つぎはない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする