都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園、絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

サードプレイス(レイ・オルテンバーグ)

2014-07-03 04:56:21 | 都市計画
解説はマイク・モラスキー、良くできておりまとめにもなっている。

 全体に繰り返しや欧米の酒場が多くだるい。趣旨は、家庭と職場と「第三の場」として「インフォーマルの公共空間の中核環境」と定義される、居酒屋のような会話の弾む、常連がいるコミュニティの核となるお店を定義。もう一つの我が家。Core Setting,Focal Point人を平等にする(Leveling)機能があり、広い階層が集う。公共の中の、プライベートとの境界的な位置付け(あやふやが魅力)

知見として
・アメリカの都市計画は公共施設を分散させ、車でつなぐ、都市美
・住宅にプールやパーティーなどの機能充実、引きこもり化、多い部屋
・賑わいが必ずしも良いと思われていなかった
・メイン・ストリートの賑わいは過去のもの、老人、子供は居場所がない
・ショッピング・センターとチェーンのファストフードが台頭、有料化
・ヒューマン・スケールと温かみが必要、用途地域は断絶を作る
・居酒屋は致命的居酒屋(ショッピング・センター)、BYOF居酒屋(各自で友達を連れて来てね)、サードプレイスの居酒屋に分かれる

 着想は良いがまとめが欲しい
コメント
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